院長プロフィール
院長略歴

若林利光(わかばやし・としみつ)  

 若林医院院長。医学博士。日本脳神経外科学会学術評議員。国際外科学会会員。
神戸大学医学部卒業。脳卒中の外科に関する研究業績が多数ある。中でも、くも膜下出血に関しては、国際的に評価の高い英語論文が多数あり、アメリカの医学専門書にもその業績が紹介されている。
 開業してからは脳梗塞の予防をてがけ、脳梗塞の原因となる首の血管の動脈硬化を調べる頸動脈エコーが日本に導入されてすぐに、頸動脈エコーを臨床に応用し日本有数の症例数と研究歴を誇る。その脳梗塞予防の研究により、1991年に第44回兵庫県医師会設立記念医学会医学研究賞を受賞した。脳梗塞予防のために、その危険因子である、高血圧、高脂血症、糖尿病などの治療に力を入れている。
 また、脳卒中と関係の深い脳血管性痴呆(認知症)の予防にも取り組んでいる。また、ライフワークであるくも膜下出血に関連して頭痛外来にも力を入れている。
また、著作やテレビなどのマスコミを通じて、脳卒中・虚血性心疾患などによる突然死の予防の啓蒙活動を行っている。1998年には、病跡学の見地から歴史上の人物をとらえた『偉人たちのお脈拝見』で、第18回日本文芸大賞(医療文化賞)を受賞。著書に『本当は怖い頭痛の話』、『最新・脳梗塞の予防&撃退法』、『サバイバル三国志』など多数ある。1996年神戸大学医学部脳神経外科非常勤講師をへて、2002年兵庫県脳神経外科・神経内科診療所医会・副会長。日本ペンクラブ会員。