第3回 綿向山清掃登山

平成15年(2003年)5月18日(日)
 愛する会は第3回目の清掃登山を実施しました。 また“鈴鹿モルゲンロートクラブ”の手に
よって製作された「綿向山案内道標シリーズ」のうち、竜王山から綿向山縦走コースの道標を、
今回の清掃登山に併せて、愛する会会員の手で設置することができました。

竜王山から綿向山に至る間の
道標を設置



今年度は、昨年の水無山コースの道標設置に
続き、「竜王山の道標」を建替えました。


千 畳 平

奈良時代には西明寺の前身である安楽寺が

あったと言い伝えれている場所です。

その名の由来どおり平たい土地で、登山者の休憩に

そして小動物達にとっても格好の憩い場です。



竜王山 山頂道標
    竜王山〜綿向山縦走コース

水木谷林道より奥の平を上り詰めると縦走コースの
鞍部に差し掛かります。
ここが、「オンバノフトコロ」で東に綿向山、西に竜王山
へと至るコースです。



     綿向山のホンシャクナゲ




 日野町の鎌掛谷ホンシャクナゲ群落地は、国の天然
 記念物に指定されており、毎年5月の連休頃が身頃
 となりますが、綿向山のシャクナゲは、約2週間ほど
 遅れて開花します。 


 シャクナゲ尾根の急登で見かけたホンシャクナゲ
 ちょうどこの日が満開で見頃でした。
 
 (竜王山から綿向山への縦走)
ブナの珍変木    この曲がったところを潜ると幸せを呼ぶと言われています。
                 別名 『幸福ブナ』 と命名し、登山者のしあわせを願っています。
 道標を設置するWAK会員




   山頂の大ケルン

   
「青年の塔」



 巨大ケルンは、1970年当時の日野青年団が
 ふるさとを想う一念から、町のシンボルである
 綿向山の頂に青年が結集して、昭和45年9月
 20日に建設しました。

 塔の中には、当時の日野町のすがたを50年後
 の次世代に繋ぐようにと「タイムカプセル」が埋設
 されています。 2020年に開けられます。


   山頂からの展望は最高で、鈴鹿でも有数の
  ポイントです。
  
    7合目ブナの原生林

  ブナの木々は春に芽吹き、夏は、光合成によって樹を
  太らせ、秋には紅葉し、落葉し、冬には深い雪に耐え
  ます。 いつまでも後世に残したい
ブナ林です。