鍋倉山バックカントリースキー(201635)
温井900―雪原の端9:46−取り付き10:35−尾根11:10−山頂11:50−温井13:20

このはな山の会の会長ら4人で、戸狩スキー場の民宿をベースにバックカントリースキーツアーに行った。またまた天気予報は雨模様で、今シーズンの運のなさを感じさせる。金曜日の夜に大阪を発ち、天候が崩れるまでに、土曜日に鍋倉山に入ることにした。

週のはじめの降雪で、積雪はなんとか少ないながらありそうと予想し、夜行明けだったが、鍋倉山に向かった。人気の山で、9時過ぎ、車列はすでに長くなっていた。例年どおりのコースで温井の集落から登り、林道へ、雪原に出ると景色がちがう、積雪は、明らかに1メートルは少なそうである。さらに、「私有地は立ち入り禁止」の看板があること、取り付きたい尾根の下の沢が切れていたので、右の小山を登る大迂回コースですすんだ。トレースは、林道にしっかりとあり、先行パーティーもいたので、それを追いかけたが、どんどん峠に向う、昨年、間違って下った尾根も通りすぎたので、休憩して登るルートを検討し直した。目の前の比較的木立の少ない急斜面を登り、昨年、滑降した尾根を登ることにした。一気に標高差200mを登って尾根上に出た。そこからは緩やかなブナ林の尾根の林だった。昼前には予定通りに、鍋倉山の山頂に着いた。何もない山頂だった。少し風もあったので、1段下ったブナ林の中でお昼にした。

滑りは、雪が重たく曲がりづらい、それでも尾根上の緩やかな斜面は楽しく下れた。登ってきたラインどおりに滑り、最後の急傾斜、木立は少ないが、板の先端を下に向けようとするも、雪質が悪く、自信なく斜めに下ってしまった。まだまだスキー技術の向上がいることを思い知らされた。

下ってからの緩い傾斜、林道は修行の世界だった。ストップスノーにつんのめりながら、耐えるスキーで最後まで林道を下った。

予定より早い下山ができた。酒屋で買いだしをして、ビールで乾杯、温泉、夕飯を楽しんだ。

2日目は、昼から雨の予報だったが、戸狩スキー場でゲレンデを楽しむ、積雪はあったが雪質はいまいち、それでも果敢に非圧雪バーンで練習もした。天気は崩れなかったが、早いお昼で生ビールを飲むともう足にきて、早々に終了した。