八甲田山ツアー2016211日〜15日)

 厳冬期の八甲田は3年目になった。しかし、今年の暖冬、雪不足は八甲田ツアーにも大きな影響が出た。5日間もいて1日目は新雪後のいい雪質だったが、午後からだったのでゲレンデ2本とフォレスト1本で時間切れとなった。

2日目は好天の中で箒場コース、この時期に箒場はあまりないので、ラッキーだった。ただ参加者が60名を超える大集団になってしまった。田茂泡岳を回り込んで、ドロップしなかったのは残念だった。ハイクアップは行列の中であまりおもしろくはなかったものの景色はよかった。大岳避難小屋のコルで昼食、その後もシールをはずさずに、井戸岳にトラバース気味に登っていく、「どこまで登るのかな」と思っていたら、井戸岳の火口がみえる頂上まで来てしまった。そこからさらに、火口壁を赤倉岳の方にすすみ、シールをはずす、赤倉岳の大斜面に進み、そこら滑走となった。次々と飛び出すスキーヤー、衝突も避けながら、ライン取りが難しい。

雪質もどんどん変わる。新しい板のおかげで転ぶことなく滑れるが、雪質に応じた滑りにはなかなかなれない。箒場のロングコースは滑り甲斐はある。振り返ると滑ってきた赤倉岳の大バーンがよくみえた。やっぱり、バックカントリーは素晴らしい。

山頂駅10:40−田茂泡岳直下シール装着11:20−大岳避難小屋12:30−赤倉岳ドロップ13:20−下山14:24

3日目は低気圧接近で雨の予想、ガイドツアーなし、温泉の裏手を1本滑るが、雪質が悪く、ターンしづらいのでやめる、それでも、もう少し奥の森までもう1本ハイキング気分で登ったが午前で終了、昼からビール、4日目は、猛烈は風雨でロープウェーも、スキー場も休業、仕方なく、買い出しに青森まで車で行った、特上すしとお酒がおいしかった。市場で買った白子をホイル焼きにして食べた。最高においしかった。買い出しも悪くない。5日目は、降雪もあったが、前日の雨、凍ったバーンが下にあり、コンデションで悪かったが、フォレストと交差するショートツアーだったが、後半、傾斜が緩むとパウダーだった。最後に少しだけ八甲田らしさを感じられた。

来年の予約をして、「来年こそはパウダーを」とリベンジを誓い、帰阪した。