白馬乗鞍岳ガイドツアー2016116日)

栂池スキー場リフトトップ10:00−成城大学小屋11:00−天狗原12:35 13:00−白馬乗鞍岳13:55−栂池ヒュッテ14:45−スキー場下15:28

 今シーズンの雪不足は、深刻で12月末に志賀高原での足慣らしを予定していたが、ツアーバスが出ずに中止、やっと初すべりとなった。15日はゲレンデで復習、16日は水越さんのガイドツアーに参加、お客は2人だった。あまり天候はいいという感じではなく、今シーズン初のハイクアップで、「天狗原までかな」と思いながら登っていった。

 お昼過ぎに、天狗原の社に着いた。ご飯を食べ、記念写真などを撮り、滑りにシフトしていたのだが、それまでガスで視界がなかったのが、急に切れて、目の前に白馬乗鞍の大斜面が見えてきた。まだ、シュプールは数本、手つかずのバーンもあった。ガイドの水越さんが、急に、「あそこまで登りますか?あれ滑りましょう」と、言われた。一旦、下降モードになっていたが、もう1時間登るシフトにチェンジし、白馬乗鞍の頂上をめざした。トレースが結構、直登気味でシールが滑る、シーズン初めで、スキーのハイクアップに体がなじんでいない。辛いハイクアップが続いた。それでもだんだんと傾斜が落ち、山頂直下の雪庇の下を抜け、もう登るところがないところまで行き、シールをはずした。

 登ってきた斜面より、南よりのまったくシュプールのない斜面の上に立った。いよいよ滑降だ、カメラを水越さんが持っていってくれた。やや慎重に大斜面にシュプールをつけていった。なんとか転ばずに、きれいな孤を描けたが、腰が引け、滑りも今ひとつだった。まだまだスキーの練習がいりそうだ。「シーズン初ということでよしとしよう」

 そのまま栂池自然園に向かって、灌木帯を抜け、小さい沢を2本くらいまたぎ、栂池ヒュッテに出られた、「さずが、ガイド」と思った、その間、2回も転んでしまい、ますます心が折れる。そこからは林道を我慢の滑り、それでも終わってしまえば、初バックカントリーを白乗パウダーでスタートできたことはよかった。

 3日目の17日は、午前中はレッスンを受け、午後はゲレンデを楽しむ、岩岳切久保の居酒屋「くいくい」で3日間、飲んだ。ボトル1本では足らずに2本目に入ってしまった。


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