シルバーウィーク小川山クラミング&キャンプ

2度目となる小川山クライミングに行った。直前まで、最近は外岩に行く時間がとれず、週1回のジム通いがやっとだった。しかも、体重はフリークライミング始めて以来の最高値更新中で、「小川山に行っても登れるかな」の不安で、行くか、やめるか迷っていたが、「このはな山の会」のメンバーが、「2日間くらいなら行ける」ことで、「連れがいるなら」と思い返して、先発隊より2日遅れの入山になった。大阪を昼過ぎに出発予定だったが、結果的には夕方に近くとなり、午後11時前にやっとキャンプ場に到着した。先発隊がタープを張って食卓、寝るテントも用意してもらっていたので、さっそくビールで乾杯し、ドライブの疲れを癒してから就寝した。

 今回も、先発隊から案内役まで、Kさんにお世話になった。「川が増水している」とのことで、、徒渉のない屋根岩に向かった。マルチの人気ルート屋根岩2峰のセレクションの下部であそぶ、5.5のルートから「セレクション」1P目のクラックルートにロープをかけて、「セレクション」をトライ、1P目のクラックは慣れないものにとっては手ごわかった(トップロープでよかった)、2p目も、Kさんリード、自分とT嬢がフォローで登る、結構長く、高度感もある、足慣らしなしでは小川山のスラブは5.8であったが怖い、「リードしなくてよかった」という気持ちとフォローでは緊張感がなく、ノ−テンションで登れても感動はなかった。

その後、11ルートをトップローで触るが歯が立たない、そうこうしているうちに他のパーティーも来て、消化不良のうちに早めに下山した。(「ダーククリスタル」をトライしたかったが・・・)

夜は、鍋とたき火を楽しみ、たくさん飲んだ。ジムの知り合いも家族連れで、2家族来ていて、にぎやかなキャンプだった。

2日目も、屋根岩に、ソラマメスラブに行った。上の岩の「やわらかソラマメ5.7」にマスターオンサイトトライをした。昨日の消化不良のため、きょうは「絶対リード」と決めていた。初見は難しい、最後のところで、テンションをかけてオンサイトを逃すも楽しいスラブだった。2本目は「ソラマメ5.8」、ツヨツヨのTくんがマスタートライしたが、スラブは難しく、途中でおりてきた。続いて、トライ、3ピン過ぎてからのランアウトはすごい、傾斜がない分、テンションかけたらどうなるのか(擦り傷だらけか?)と恐怖、しかも、手も足もないスラブ(慣れないとそう感じるだけ)、なんとか最高点を更新し、1ピン伸ばし、最終ピンもかけたもののゴールがまだ遠く、力尽き、だめだとと思ったときに、そのまま姿勢で後ろ向きダッシュで3,4歩かけおりながらテンション、幸い擦り傷もなかった。なかなかしびれるクライミングに自分なりに納得した。

昼からは、下のソラマメスラブの「マイルドタジアン5.8」は、OS、となりの10cにトライするがトップアウトできずに敗退、スラブは難しい。最後に、「生木が倒れた5.9」をマスタートライし、しかっりとオンサイトできて、自分的には満足。練習不足の割には、よくリードでトライしたと思った。グレードは小川山にわざわざ来るほどのものではなかったが、キャンプとたき火の楽しさもあり、来年も来たいなと思いまがら、その日の夜7時に出発し、12時前に帰阪した。12日の小川山クライミング