バックカントリースキー奥鵯(201316)

 今シーズンに向けて、靴も新調し、山スキーに挑戦、はりきって行ったものの相変わらずスキーは下手過ぎて、楽しむところに行かなかった。今回は、初日はスキースクールに入り足慣らし、2日目は白馬岩岳スキースクールのバックカントリーツアーに参加、3日目もスキースクール、4日目は、このはなの山の会のKさんが遊びに来てくれたので2人でガンガンと滑るというスキー三昧のツアーだった。

 ツアーは、水越健太コーチと5名の参加だった、天気予報は曇りだったが、意外にも朝は好天に恵まれた。順調に栂池スキー場トップから林道、成城大学小屋から尾根伝いに天狗原をめざした。しかし、ここ3日間か降雪がなかったために、雪が締まっていたので、滑走コースを急遽変更し、通称「奥鵯」から「うら」に滑り下りることになった。天気も、天狗原に着く頃には曇りとなり、視界もなく、またしても、眼前の白馬乗鞍をみることができなかった(4回目かな)天狗原を鵯尾根に向かってフラットな移動をし、奥鵯に着いた。水越コーチがピットを掘り、弱層チェックをした。出だしが結構な傾斜がある、無木立ちのバーンを少し、下り潅木帯をめざす、雪も重たく、びびった腰つきではターンできずに転倒、一回怖くなるとうまく曲がらない、潅木帯を横切りながら無木立のいかにもなだれそうな斜面を避けて、滑走するバーンをさがす、少し下るといいバーンがあり、そこからは「おいしいところはお客さんどうぞ」と、先頭が変わり、思い思い滑って下った、自分は傾斜が緩くなってきて、やっと昨年の深雪の中での滑りを思い出しつつあるとおもったら、底に着いてしまった。山スキーは練習なく、いきなり核心というところは難しいと思った。スキー技術を上げなければ・・・・・

 軽い昼食後に、西鵯峰の手前を登り返し、「西ひよ」にそこから濃い樹林帯をトラバースしがらコル近くまで移動し、そこから滑降、昨年は一度も転倒しなかったが、今年は苦しんだ、初滑りのためか、雪が重たいためかはわからなかったが、不本意なままスキー場に出てしまった。たくさん転び、起き上がったためか、スキー場内でも足がパンパンに疲れ、やっとの思いで下山した。

 スキーのあとは、民宿の街にある飲み処「くいくい」で、スキースクール元校長のマスターに話を聞いてもらいながら、のんびりと酒を楽しむ、ボトルをキープしたが3日間でほぼなくなった。ここの刺身盛はうまい。4日間のスキー合宿は、充実した毎日だった。2月こそは新雪滑りを楽しむぞ!

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