岩木山・八甲田山へ山スキーリベンジ201353日)

52日 寝屋川市駅:集合出発18:30

53日 岩木山 百沢温泉 着 11:00 雨天のため沈殿

54日 八甲田山 濃霧のためゴンドラからフォレストコース1本で終了
55日 岩木山 バスで7合目、1時間のハイクアップ、百沢コースを滑走

56日 帰阪 出発 3:30  大阪着 17:30

 昨年にも行ったが、天候不順でほとんどツアーコースを滑れなかったので、再度のリベンジだった。しかし、結果は昨年と同様の天気となってしまい。ほとんど滑って感がなかった。唯一、昨年は天候不良で滑れなかった岩木山の百沢コースを快適に滑走できたことである。

 青森に来て、3日目、一応晴れの見込みもあったが、寒気が入っているのかすっきりはしない。八甲田で視界がないとツアーにでられないので、再度、岩木山に向かう。思っていたより早く着く、やはり天気がすっきりしない、山の上には雲があるようだ、雨雲レーダーの予測を信じて、バスを一本見送る。これは正解のようだった。7合目に上がると強風があるものの雲が切れ、視界は良好だった。監視員の方に、ルートを確認する。「夏山登行リストの下をツボ足で登り、向こう側に行く」とのこと、ザックにスキー板を固定し、登る、風であおられるが、1時間弱でリフト降り場に着き、その向こうに避難小屋があった。そこで一度休憩し、下降に備える。小屋中はスケートリンクのように凍っていた。鳥海山というピークに登り、稜線をさらにツボ足ですすむと百沢コースの全容がみえる。大斜面の上に出た。視界もあり、竹ざおもあり、期待にわくわくする。滑り出しは少し急で慎重に横滑り、大斜面の真上に出たあたりから一気に滑りだす。雪質もよく、広いバーンと雄大な景色の中での滑降を楽しむ、山スキーの醍醐味である。一度とまり、写真などを撮る。バーンの後半は雪が重たくなり、ひっかかる。あっという間に緩斜面に出てしまった。そこで休憩をする。

そこからは潅木帯の緩い尾根だった。下から見た感じでは気持ちよく滑れると思っていたが、傾斜が緩く、ストップスノーですすまない、ひっかるはで快適とは言えなかった。樹林が濃くなってくる、尾根の幅も広くなり、ルートどりが難しいと思っていたら、夏道の広い、切り開きで出た。夏道を滑るが小枝も落ちていてよけるのに苦労する。すると左に百沢スキー場の標識があった。小さい谷を下り、登り返しのようだ。地図上で確認していた終了点だった。案外と早く着いてしまった。

スキー場のわずかな雪をひろって、駐車場まで滑り降りることができた。もう一本滑ろうか迷ったが雨がぱらついてきたので、この一本で満足して帰ることにした。

 大阪から遥々来た割に、成果はもうひとつだったが、温泉は楽しめたし、百沢コースはよかったので、まぁ、よしとしよう!



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