山ガールと鍋20101120日)

天王寺駅7:00−駐車場9:10−明神平10:40−奥桧塚12:18 13:40−明神平15:00−駐車場16:50

 1ヵ月前に、沢登りを一緒にしていた彼女から3年ぶりくらいに「山に連れて行ってほしい」とメールが来た。彼女は出産し、こどもは2歳になったと言っていたので、それ以来のことだ。「職場の友達も誘っていいか、気立てよし、器量よしの娘です」とのことで、当然、「大歓迎します」とメールをした。

 さて、晩秋のハイキングのお薦めコースとなると迷わず「明神平から奥桧塚、ビューポイントで鍋しかない」と考え、天王寺駅で集合とした。待ち合わせの場所にあらわれたのは、まさしく「山ガール」初対面だったが迷わず声をかけた。あたりでした(天王寺駅に山のスタイルで降りてくる人はいないかも)

 山の麓は、紅葉のさかりできれいでした。林道のあたりはまだ真っ赤なもみじもみられた。しかし、登山道にはいるとすでに落葉しており、落ち葉が引きつめられていた。幸いにも、好天となり、ぶなの枝先にすける青空がきれいだった。明神滝を過ぎると道はよくなり、まるで公園の中を散歩しているような気分だった。山ガールも喜んでくれたようだ。ほどなく明神平に飛び出す、何度きても、この開けた感じがいい、予定より少し遅れたが奥桧塚をめざす。三塚の登りから見返る景色もいい。明神岳の山頂から急な下りを降りる、赤テープをおいかけるがしばらく行くと見失う、落ち葉のせいで道が埋まっている感じ、晩秋に1度、真冬に1度下降したことのあるルート、道が不明確と思っていたので、あせらず地形を読んで、道なき道をすすむ、後ろの2人の女性がなかなか続いて来ない、不安に思っているのか?最初のコルのところでしっかりした道に戻ることができた。(下降点は、山頂から50m稜線づたいに行った、道標からまっすぐ尾根通し下るのが正解だった。早く下り過ぎた)

 小さなアップダウンが続く、ぶなの森はとても静かで気持ちがいい、お腹も空きた頃、視界が急に開ける、最後の登りを登りきると奥桧塚山頂は「→10m」の道標が立っていた。そう、そこがビューポイントの展望台なのだ、予想通り、彼女たちは素晴らしい景色に感動、その展望をみながらの鍋は言わずともがな、おしかった。

 往復6時間の歩行時間は、少し長めのハイキングだったが、絶景のためにはおしくないアルバイトだ、山ガールは「景色も、味も、匂い(?)も、すごくよかったです」と喜んでもらえたので、うれしかった。

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