高妻山（2352ｍ　2009年10月12日）

10月12日一不動6:00−五地蔵7:10−高妻山9:00−一不動避難小屋12:10−戸隠キャンプ場バス停14:00

　高妻山は、地図から想像したより男性的で高く立派な山だった。紅葉の峰を尾根ぞいに次々と越えながら、まだ遠くにある高妻山へと進んでいった。そのひとつひとつに仏教用語の名前が付けられていた。次に何が出てくるのか、みんなで考えながら登ったのが楽しかった。「一」の不動だけがコルで、「二釈迦、三文殊、四普賢、五地蔵、六弥勒、七観音、八薬師、九勢至」、山頂のすぐ横のピークが「十阿弥陀」で、山頂は「大日如来かな」と思ったが続きはなかった。

　山頂直下の直登は、標高差もあり、しかも、笹に覆われた厳しい登りだった。しかし、山頂は、素晴しい展望で、北から黒姫山、妙高・火打・焼山、雨飾、白馬連山、剣･立山、槍･穂高、そして、南は、八ヶ岳のとなりに富士山まで見えた。
下山は、たくさんのピークを超えるはしんどかった。さらに、一不動のコルからは急な下り、滝のわきを鎖で下りる難所もあった。最後は、きれいな牧場に出て、ハードﾞな山旅もゴールとなった。
　上り下りの多く、標高差もある少しハードな山旅だったが、紅葉を楽しみ、天気にも恵まれ、大変、満足して下山し、温泉に入り、戸隠そばを食べて帰阪した。