連ちゃんでクライミング2009711日)

 梅雨の不安定な天気が続く中で、土・日と連続で岩場に行く約束をしたものの天気予報は雨模様だった。しかし、金曜日くらいから天気予報が変わり、まず、「土曜日は大丈夫」と、不動岩にこのはな山の会のメンバー3人で行く。

 不動岩は、そこそこの賑わいだった。午前中はアルパインスタイルで、リーダーのKさんのリードでハーケンルート(X+)を登る、傾斜が結構あり、中段ではホールドも少なくなり、厳しいルートだった。そこから東壁に出て、蜂の巣ハング(X+)に、オーバーハングの左右に大きめクラックがあり、そこをうまく使うとそれほど難しくないと言われるが、はじめてのトライで、足も決まらず、手も抜けてテンションかけまくりでやっと這い上がる。何度か登らないと自分には難しい。懸垂で下降し、ワンポインに自分がリードでトライ、核心部では細かくアドバイスをしてもらい快調にRP!

 午後は、シアターに移動し、マイちゃん(5.6)、石中魚(5.7)を順番にリードして、暑さの疲れと雲行きも気になり、少し早目の終了とし、大北商店で缶ビールで涼をとる。

 烏帽子岩には、日曜日に囲炉裏村の栞さん、その友人のみなさん5人で行った。天気予報は「雨が残るか」という感じだったが、このメンバーには中止の発想はない、「兎に角、岩場行ってみる」というほどの好き者です。幸い、ちょうどよい曇り、途中から風も出てきて、この季節にしてはコンディションは良好だった。いきなりいじわるオヨネからスタート、順番にリード、自分も10bバージョンでトライ、核心部はうまくいったが、最後の一手で手がでず、終了点を握ってしまいアウト!(アルパインスタイルのA0がすぐに出てしまう)、アルゼンンチリ10bもお助けシュリンゲをかけてもらいトライ、これは核心部でびびりが入り、なんとかクリップしてテンション、一応、リードで登りきる。いないいないばぁ、ハーフアンドハーフはリードで無事こなし、イナバウアーに初リードにトライ、ルート開拓者に手ほどきを受け、怖い1・2ピンも正規ルートで挑戦、それでもやはり怖くて1ピンを握ってしまった。「結構、行けそうな感じ」で、午後にマスターで再度、トライ、1・2ピンはなんとかクリア、最後の核心部の入りでテンションをしてしまいRPを逃すが、ムーブは完成した感じで次回はRPをめざす。

 

 
 午後は、普段あまり登らないプリティカンテ、ポパイ、ブルートにトップロープをかけてもらいトライ、プリティカンテは下部が崩壊したので途中から
10aくらいか、ブルートはホードはみためより悪く10bくらいの体感、ポパイは短いがピンは2本、10bとは思えない厳しいルートだったが、トップロープながら「きれいに登れた」という充実感が味わえた。この日、最高の登り!!

 最後に、サピエンス10cに挑戦するも核心部のムーブがきょうもできずに敗退、RPははるか遠くに感じた。


 プリティカンテ 栞さん
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アルゼンンチリを登る栞さん
シアターを登るkさん