カガイジム体験クライミング2008119日)
 いつも行っているナカガイクライミングジムの体験クライミングに参加した。中貝さんと参加者はYさん、Uさん若夫婦に自分の4名で、不動岩シアターに行った。シアターははじめてだった。右側の一番簡単ルートから中貝さんにトップロープを張っていただく、浮石がないか確かめながらゆっくりとリードする慎重な登りに感動した。       中貝さんのビレーをYさんがしていたので、ジムの道場ではトップバッターを買って出てくれるYさんには悪かったが、自分が一番手になる方が効率的と思い、一番に登る。傾斜も緩く足慣らしには最適だった。次に、その右の後半は垂壁になるルート、そのとなりの正面中央の垂壁(5.9くらいか)と3本を順番に登る、この1週間は烏帽子、不動、ジム通いのクライミング三昧していた成果か、体がいい感じに動き、テンションせずに快調に登る。                                                                 2本目のYさん  
  小ハング越え

 
4本目は、シアターの左側の小ハング超えの5.10a(空飛ぶ円盤か)にトップロープで挑戦、「かぶりが苦手で越えられないかも」というと中貝さんに「行けますよ」と言われ、挑戦、自分でも意外に落ち着いて、スタンスを探しながら、ハング下でも腕をのぼしてホールドを上げていき、一撃できれいに登ることができた。中貝さん曰く「反応が速く、思ったより登れるんですね」と正直なおほめをいただき、うれしっかた!!

 その後、正面壁に移動して、イエスタディ(5.10b)からリトルボーイ(5.10c)のルートに挑戦、下部のイエスタディはバランスがいったがうまく登れ、リトルボーイは核心部で2度挑戦するがまったくムーブすらわからず敗退、そして、最後がミート&ポテト(5.10a)だった。こいつは、月曜日にも挑戦したがどうしてもハングを越えられなかったが、今回は、「絶好調」と言われる中でなんとか越えたかった。先に、登ったYさんはハングで一度テンションするも、見事に越えた。若夫婦は果敢に挑戦するが越えられない、自分の番だ、下部はスムーズに登る、本当に体がよくうごき、スタンス、ホールドがよくみえる、ハング下でもじっくりスタンス、ホールド確認できた、前回には足はどこにあげるか、まったくイメージできなかったのに、今回はみえた。1トライ目はハング出口まで順調に体が上がるが、その上の穴(カバ)に手が届くが手がぬけてテンション、2トライ目も同じ、3トライ目で穴を横から引くとうまくかかり、その上の大穴のふちに手が届き、ハングを越えられた。腕が限界で、姿勢と保つのもしんどく、思わず、次の支点のクイックドローをつかんでしまった。(やっぱりアルパインクラマーか)これは失敗だったが、それでも、フリーでハング越えたことはすごくうれしかった。ハング越えの先に、フリークライミングの醍醐味がみえた興奮が夜まで続いた。

 ナカガイジムでの練習の成果が少し出てきたと自分では思った。まさしく「フリークライミング体験」だった。


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