金峰山(2590)2008720日)

金峰山荘6:24−堰堤7:54−中間点9:04−金峰小屋10:25 10:40:−山頂11:05−金峰小屋−金峰山荘15:20−野辺山山荘

 金峰山荘は、村営だったが施設は小奇麗で、しゃれているリゾートホテルのようだった。しかも、ローケーションは小川山のクライミングエリアのど真ん中の森の中だった。料理もホタテ甘エビ、野菜を中心に10品を越え、これで「6800円は安い」の絶賛、しかも、レタスは食べ放題、5回もおかわりしたメンバーもいた。キャンプ場もフリークライマーであふれかえっていてすごい賑わいだった。

 朝食はおにぎりに変更してもらい、6時集合し、出発した。林道は未舗装で歩きやすかった。きれいな沢や緑の森、あっちこっちにみられるクライミングの岩、岩場が楽しませてくれる。林道ぞいにも100mちかい岩塔があり、ボルトラインをみることもできた。そこでおにぎり朝食をとった。「やはり日本人はおにぎりだ」、大きなたくさんの切り身が2つ入っていて、これも好評だった。

 林道が途切れるとすぐに、八丁への道を分け、沢を渡り、金峰小屋に向う登山道へと入る、最初は沢ぞいに、そして、やや急な登りをへて、尾根上へと出て行く、中間点という標識のあるところでは、昨日、登った瑞牆山の岩峰が見えて、みんな感動し、写真をとりまくっていた。また、シャクナゲも多く、所々花が残っているとこれまた感動した。




 シラビソやコメツガの針葉樹林の間を抜けていくと遠くに、山頂もみえてきた。金峰小屋は森林限界に入るあたりにあった。小屋まえから景色も素晴しい、尾根の途中にまきがデポされており、「小屋はまきが不足しています。
1本でも持って上がって下さい、お茶を差し上げます」との看板に、男性はみな1本づつ、3本持つものもいた、女性でも男前O氏が持って上がった。小屋番の方は、「おにちゃんとおじちゃん」という感じの2人だった、お茶をいただき、大阪から来たというと「くいだおれ太郎」の話題になるなどなかなかの話好きのようだった。

 小屋から「20分」と言われる急な登り、景色をみながら、我慢し、やっと金峰山山頂にたった。ほぼコースタイムどおりでみな元気だった。展望を楽しみ、写真を撮った、昨日より雲も多く、積雲も発達しそうなので小屋まで下って昼食をした。きょうは白ワインで乾杯!!

 下山もスムーズにルンルンな登山が終わろうとしていたが、だんだん雲行きが悪くなり、夕立にあってしまう。あわてて雨具を着ることになった。あと30分ほどだったのに残念だった。それでも2日間の好天での登頂でメンバー全員、ご機嫌の下山となった。

 下山後は、野辺山へ移動し、JR最高点の駅のそばの野辺山山荘に泊まった。ここも、駐車場から花が溢れていた心づかいのいきとどいた宿だった。料理も高原の野菜がたくさん使われたヘルシーなものだった。翌朝は、野菜畑の間を散歩し、朝風呂を楽しみ、清里清泉寮でソフトクリームを食べ、みやげを買って、帰阪した。


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