2008年 東北 花と温泉と百名山の山旅 その3

早池峰(1914)200878日)

大和坊6:00−河原坊6:15−頭后離7:45−早池峰山9:30 10:20−小田越12:30−河原坊13:00−花巻温泉紅葉館−岩手花巻19:00⇒大阪伊丹20:30

 早池峰山の麓にある岳の集落にある民宿・大和坊にお世話になった。夕食は山菜を煮物、油炒め、酢の物、揚げ物など様々な料理を出していただき、すごく感動した。岩魚も焼いた物を煮て出された。これも単なる塩焼きとは異なり、美味だった。

きょうも朝食はお弁当にしてもらった。河原坊の駐車場に着くと、またもや今にも雨が降りそうではないか、とりあず、車の中で腹ごしらえをした。きょうは標高差では3日間では最高の1000m近い、森の中から出発し、沢伝いに高度を上げていった。しかし、すぐに雨がポツリポツリとし、雨具着用となった。視界がひらけた広い谷に入ると、憧れの薄雪草が咲いていた。思っていたより小ぶりの感じだ(多分、ミヤマウスユキソウと思う)、次々と現れる花、お花畑に感嘆の声を上げ、写真をデジカメ、携帯にと撮りまくる、なかなか足が前にすすまない、頭后離を過ぎると道は尾根沿いとなり、先ほどよりも大きな花弁(本当は花びらではないが)のまさしくエーデルワイス、早池峰薄雪草のお花畑が広がっていく、この尾根はすごい急登なのだが、花をみるのに追われ、あまりしんどさを感じに登っていくことができた。大きな岩もある、岩稜なのだが視界はガスで限られ、暑くもなく、よかったのだろう。

山頂の真近いでは、岩の間に咲く一輪のエーデルワイスやミヤマアズマギクに感動する。昨日のコマクサとは違う粘り強さを感じた。雨はやんだが、視界は終始、悪いままだった。山頂はさすがに百名山、薄雪草の季節とあって平日とは言え、すごい混みようだった。それでもうまく避難小屋にもぐりこみ、少し早い昼食にした。3日目にしてはじめて山頂でのワインでえ乾杯となった。下山は小田越に出た。こちらの道はゆるやかで快適だった、小田越からは30分ほどの車道歩きが少ししんどかったが、これで3日間の山行も終わると思うと足取りはかるかった。

予定通りの時間で下山できたので、花巻温泉で露天風呂を楽しみ、花巻空港のおそばやさんであてになるメニューを全種類注文し、打ち上げもしてから、飛行機で大阪に帰った。少し贅沢な山旅であったが、獲たものは大きかった。












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