百丈岩へ岩トレーニング(2007年5月19日)
このはな山の会のメンバー6人で、クライミングの練習に行きました。半年ぶりに岩に触るメンバーが大半で、かなり緊張して取り付きました。自分は、百丈岩ははじめて、先輩Hさんに続いて登りました。最初は、西壁正面ルート、下からみると逆層で結構たっている感じにみえましたが、実際には階段でした。2本目は東稜をリードで、取り付くと同時に激しい通り雨に打たれ、本来なら快適なカンテの登りのはずが、滑らないように慎重にずぶ濡れになりながらの1ピッチ半でした。先行していた他のパーティーは、雨を逃れて早々に下山したようでした。わがパーティーは、抜ける頃に雨も小雨になっていきたので、岩の上で昼食をとることに、そうこうしている間に雨もやみ、3本目に挑戦、東稜の左のハングのルートに取り付く、リードはHさん、ピンの間隔はそう遠くなく順調にハングを超えて登っていきましたが、「ピンがない。おちるも・・・」という声が上からしてきた。あとで登ってみてわかったことですが
、上に続くピンがなく、2メ−トルちょっと横にフリーでトラバースをしなければならず、トップでは「きっと怖かったろうな」と思いました。後半はピンの間隔は近く、張りはじめた腕にやさしい40メートル弱のルートでした。
「もう帰っても、いいかな」と思っていたのに、Hさんに「もう一本、百丈岩イドルート行こう」と言われ、テンションがあがらないままついていきました。傾斜のあるリッジを登り、少しかぶった感じの凹、チムニ−を抜けると百丈岩の頭に出る気持ちのいいルートでした。シ−ズン初日としては、まずまずの岩トレになりました。