西吾妻山(2035m)

1015日(月)新湯温泉 8:20−リフト8:55=リフト降り場10:05−西吾妻山山頂12:00−天狗岩12:20 12:50−リフト乗り場13:27=リフト降り場14:00−新高湯14:15=白布温泉16:00=山形駅17:50 打ち上げ宴会 1947発=夜行バス1016日(火)京都 612

 本日も、朝から露天風呂3つをはしごしてから朝食、あまりのおいしさから3杯も食べてしまった。地図をよくみるとすでに標高1130mに宿があり、ロープウェーの天元台が1330mで、道もあることがわかり、急遽、本日もロープウェーを封印して、いきなり宿から急登を登りはじめる。「標高的には、いちばん紅葉を楽しめるところ」とメンバーを説得したとおり、紅葉の中の登山道だった。35分のアルバイトで、天元台リフト駅に着いた。しかし、このへんは濃いガスに覆われていた。上だけ雨具をつけてリフトに乗る、しかし、2本目に乗る頃には雨交じりになり、上下雨具のフル装備となった。スキー場サイドの紅葉の上をリフトで登る、雨具などをつけていたためか1時間くらいかかりスキー場トップに立った。
 そこからは針葉樹林を中心とした山を登っていく、這い松帯に変わり、かもしか展望台に立つがガス、そこからは木道の下りとなり、冬枯れしたお花畑や湿原の間をすすむ、人形岩からの道と合流するあたりで少し展望も開け、雄大な景色を楽しめたが、また、ガスに包まれる、木道はぬれると怖い、この下りで一人が転倒、助け起こそうとしたメンバーも転倒し、ひゃっとしたが怪我はたいしたことはなかったようだった。(口びるをきり、打撲か)地図上で考えていたより、アップダウンがあり、岩が露出していて滑りやすく歩きづらく、ペースも上がらない、それでも、12時にはなんとか西吾妻山山頂に立てた。しかし、そこは表示板があるから山頂とわかるが、展望もなければ、ピークとも思えないなだらかな道の先だった。途中の展望があれば、印象も変わるかもしれないが、さほどの感動もなかった。きっとリフトで楽に登り過ぎたかと思う。2000mピークは麓から歩いてこそ!
 しかし、大遠征登山では、時間も大事、予定より時間がかかっていたので、急いで下山する。天狗岩まで戻り昼食をとり、ここで運転手の自分だけが先行して下山し車を回収、あとのメンバーはリフトからロープウェーで下山することにする。この作戦が成功し、無事、白布温泉東屋で、またまた露天風呂などを楽しんでから山形に向うことができた。山形では夜行バスの停留所前の日本海料理北野水産で、もってのほか(山形名産の食用菊)や日本海の海幸を堪能し、今回の山行の打ち上げをして、夜行バスに無事乗り込むことができた。


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