芦生ゲロク谷左俣から小野割岳2007815日)

葛谷出合7:00−ゲロク出合7:20−稜線11:20−小野割岳12:00−出合13:10−葛谷13:40−須後16:10

 きょうは、ゲロク谷から小野割岳をめざし、途中まで昨日と同じだったが、橋植谷と別れ、右の谷に這入る。少しスケールが大きい感じがする。直登のできない滝から右岸から高巻く、細尾根を登り、トラバースし、30メートルほど懸垂下降して滝上にでた。目の前に結構立った15Mほどの滝があった、ザイルを出そうかと思っている間に、先輩のHさんが登りでし、軽くクリア、それでも安全のために下から「ザイルダウンをお願いします」と頼み、垂らしてもらう、次に年下のロクちゃんが登るが、登っていってもザイルがアップされない、たるんだまま登ってしまう。あとでわかったことだが、ザイルを固定して垂らしただけで確保していなかったのだ(パティー内のルールを打ち合わせしていないために起こったことで教訓にした)、次に、自分も快適に登ることができる。ここでザイルをたたみ、上をめざす、すぐに4mくらいの斜漠があった、ここをトップで取り付くが最後の一足がでない、滑りそうで怖い、そこで左手の滝と泥壁の間に、根こがあり、そこにナッツをひっかけ、A0で登ろうとしたときにやはり足もとがすべりナッツにぶる下がる失態(でもひっかけていてよかった)、そのあとも滝が続き、なかなか楽しめる沢だった、本当な左俣の予定だったが、懸垂あとの滝から右俣に入ったようだ。山頂は芦生特有の巨木があり、素晴しい森も体験する。山頂からまっすぎにゲロク谷出合に出る尾根を下降する、この日はまったくの誤差なしに、ジャスト出合に下降することができた。芦生の下降は、厳しいがゲーム感官で楽しめる。