八経ヶ岳20057月18日)

 大峰山の最高峰、八経ヶ岳をめざす。こだわりとしては、オオミネレンゲをぜひみたいと、少し時期はおそめだったが、行者還トンネル西口から登った。この林道は、よく通行止めになるが、この日も西口トンネルパーキングの手前で崩壊のため通行止めだった。その手前に単車をおき、崩壊地の下を横切る。西口登山口には反対からあがってきた車であふれていた。花をめあての登山者が多くなるだろう。緑の濃い沢口から尾根に取り付く、急登が続く、休憩せずに一気に奥駆の縦走路まであがった。たくさんの人が休憩していた。このあたりは、山が深く自然が豊かでいいところだ。ここから先は、さほどの急登もなく、散策路のような整備された道を山をめざして登る2時間ほどで小屋の前に出た。

 ここから若干下り、八経ヶ岳の山頂をめざす、その間におめあてのオオヤマレンゲがある。鹿の食害から保護するために厳重な柵がもうけられていた、その柵の中には、大きな花をつけたオオヤマレンゲが咲いていた。これは一見の価値ありだった。この山に来るならこの時期がおすすめだ。山頂への登り返しにひと汗かいたが、山頂はさすが大峰山系の最高峰、その中心にふさわしい景色が広がっていた。