意地悪・いじめを考えるD
失敗=成功の基
小学校低学年の頃、子供たちの間で意地悪遊びが始まり、あちらこちらに失敗(成功の基)が現れます。
悲しいことに多くの失敗(成功の基)は成功に導かれることなく放置されます。
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先生から電話がありました・・・
「クラスでいじめが有りました。」
「あなたのお子さんが、○○さんに意地悪をしました。」
あなたなら、子供とどのように話し合いをしますか?
(この状況は、我が子が『人の心を大切にする。』ことを学ぶチャンスです!)
●子供との話し合いの際に気を付けたいこと@A
@子供の失敗を受け止める余裕を持つ!
子供同士の世界が広がり、行動や発言の自由を得た子供たちが、無邪気に、人に流されるままに失敗する事は、子供の成長過程において当たり前のことです。
なので、子供を指導する際には、感情的にならず、取り乱さず、大きな器で対応するのがよいと思います。
A相手の心を傷つけようという意図がなかったのか?あったのか?を判断する
これによって、指導の仕方が変わってきます。
相手の心を傷つけようという意図が無かった場合
以下のような、子供の心を前向きにする言葉かけがよいと思います。
「友達は大切に!人の心は大切に!」⇒
「失敗は誰にでもある。また同じ失敗をしないようにすればよいだけ。」⇒
「やってしまった事は悪かった・・けど、あなたは悪い子じゃない(よい子)!」
最後に子供の心の緊張をほぐしてあげて下さい。
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相手の心を傷つけようという意図があった場合
子供の心の状態を認知し、適切な対応を。
自尊心や自己肯定感の回復、生活環境の改善等。
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小学校の6年生頃・・・
親 「○○しなさい!」(常識・正論)
子 「なんで?」(疑問形で返答)
親 (-_-;)
素直に大人の意見が聞けず反抗的な態度が目立ってきます。
親子間・先生と生徒間でコミュニケーションを取りやすい小学校低学年の頃が『意地悪・いじめ』を考えるよい時期だと思います。 |
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