意地悪・いじめを考えるC

    
  
意地悪・いじめが見つかりにくいのは何故なのか?@AB


@『いじめ』は見つからないように行われているからです。

いじめを止める方法

小学校1,2年生になると、しっかりと表の顔と裏の顔を使い分ける子供が出てきます。
先生や大人の前では、良い声を出し、良い振る舞いをします。
子供の前では、違う声を出し、意地悪をします。

何故この子たちがこのように表の顔と裏の顔を使い分けるのか?
答えは簡単で、
  
良く見られたいから、
悪く見られたくないから、
怒られたくないからです。

 

この子たちが行う『いじめ』を止める方法は、
『いじめ』の現場で発言する事、議論する事です。

加害者が黙っていれば、
そして周りの人が何も言わなければ、

いじめている側は、
許されている、
意地悪・いじめをしてもOK、
出来る、

といった心境になります。

加害者や周りの人が発言し、議論が始まると、いじめる側は騒ぎが大きくなり、悪目立ちし、自分たちの悪い行いがバレルことを恐れ、いじめを止めます。

  
「それは、意地悪やで!」
「友達は大切にせなあかんで!」
「何故そんなことしたん?おしえて?」


クラスに数人、発言・議論が出来る人が居てくれると良いなと思います。


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議論が始まった『いじめ』の現場では・・
  

実際のところ、発言できる強い子でも1人で『いじめ』と戦うのはとても難しい・・
  
発言出来る子は、信念も有り、口も達者なので口論では負けないでしょう。
しかし数人が相手だと、どうしても多数のヤジが飛び、
口論の途中で心が折れそうになります。
(隣に立ってくれる子がいれば心が強くなります。)

この場面では、クラス単位の教育で『いじめ』に対する意識を上げておくことが役に立ちます。
何も発言しなくても、戦っている子の隣に立ってくれるだけで大きな力になります。

議論の現場を見た沢山の子供が、意地悪をされた側に立てるクラス作りが大事だと思います。

いじめは許さない!と言う雰囲気

 


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A先生が見て見ぬふりをしていませんか?

  
いじめが有ると先生の評価評判が落ちる?
先生の仕事が増える?

もし、このような問題が有るなら、
先生の評価をする立場の人や保護者の意識を変える必要があると思います。

人間が生きている限り、ストレスや不満は完全になくなることはなく、心に穴があく子供が必ずいます。
状況次第で穴は簡単にあいてしまうのです。
  
いじめは有るもの・・です。


『いじめ』をしっかりと見つけて、適切な指導をしてくれる先生には感謝しかない!

 

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Bいじめられていることを皆に知られるのが嫌で先生に助けを求められない
   

「いじめについて考える」といったクラス単位の指導の際に、いじめられる子にネガティブなイメージがつかないように指導する。


格好悪いのは誰なのか?
恥ずべきことをしているのは誰?
恥ずかしいのは誰?

   

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続く・・・