核家族と子供の心

  

     
核家族化が進む中、昔と比べると今の子育ての環境はガラリと変わっています。
(日本の現状は、大半が核家族です。)
これを無視していては、いけない気がします。
    
        

核家族で有れば、父親は仕事に、母親は子育てに追われます。
この環境で、子供の心は・・・

伸び伸びしていますか?
親子で会話やスキンシップを楽しめていますか?
言いたい事が言えていますか?
怒られた時、直ぐ気持ちを切り替えられていますか?
委縮していませんか?
情緒は安定していますか?

  
子供の心は守られていますか?
核家族の現状は厳しいように思います。

  

      
この環境下で真面目を選んで生きてしまう子供が沢山居ます。
これは、本当にもったいない事です。

真面目を分かりやすく言うと、真面目と言う着ぐるみを着て本当の自分を隠してしまう状態です。


お母さんは年下の兄弟の世話に追われます。
自分は迷惑をかけないように、嫌われないように、好かれるように・・・。
空気を読んで、正しい方を、常識的な方を選んで生きようとします。
また、恐怖が多いと委縮します。

  
真面目の仮面を外せば、子供たちはもっともっと輝けます。
コミュニケーション力up!アピール力up!人と繋がる力up!
これらは、この子たちがこれから羽ばたく為の大切な力です。


≪核家族での子育ての工夫≫
●父親は怒らず褒める役に徹する等、工夫して子供の心の居場所を作る。
●家族間のコミュにケーションを大切にする事により、自分の気持ちを表現出来る子供に育てる。
●叱った後は、お互い気持ちを引きずらない。
●夫婦仲良く助け合う。(子供の情緒が安定します。)
●笑って生きる。

上記は一例です、皆さんもオリジナルで今流子育てを!

   


こんな事を考えていると・・・お爺ちゃんやお婆ちゃんは本当に有難い存在だと気付きます。
どんな時でも自分を認めて愛情を注いでくれる人が傍にいてくれると、子供の自尊心が育ちます。

 

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常識を教えて過ぎてしまう日本の子育てについて・・・

   

日本人は、人に迷惑を掛けないように、幼少期から常識を細かく教え過ぎてしまいます。
〇〇してはダメ!を教え過ぎてしまうと、子供のチャレンジする力が弱くなってしまいます。

子供は、自分の家のソファーと違うソファーを見ると、ジャンプしてみたくなるものだと思います。
皆さんは、人の家のソファーでジャンプする子供をどう思いますか?

ほとんどの人は、NGだと思います。
外国で育った私の友達は、OKでした。

このままでは、日本の子供は、賢くなり過ぎてしまうかも知れません。
賢くなり過ぎると、身体エネルギー(オーラ)が小さくなります。

 

   

≪幼少期から常識を教え過ぎないために・・・≫
以前、
流される子のページで「幼稚園の後は家でゆったりと過ごすのが良いと思います。」と書きました。
幼稚園でお昼過ぎまで過ごし、放課後園庭で遊んで帰れば、友達付き合いは十分だと思います。小学校に入るまでは、自宅でゆっくり過ごすのも良いかも知れません。

●特定の子と頻繁に遊ばせる事は、子供に人付き合いの深く狭くを教える事になってしまいます。我が子に特別仲良しな友達が居ないのは、親としては心配だと思いますが、浅く広くの付き合い方が良いと思います。
●先生の居ない放課後の子供たちは、自制が効かず我がままが出たり、疲れていたりで、トラブルが多くなります。
●遊びに行かせる事で、子供に常識を教え過ぎてしまう可能性が有ります。
   
  
  
家の外でも我が家と同様、伸び伸びと自分を表現出来る子供に育ってほしいですね。
小学校に入ったら、注意しなくてもソファーでジャンプしなくなると思いますよ(^_-)-

子供に常識を教え過ぎない・・・とは、子供を元気にする事、パワーを付けさせる事です。
同時に優しさも教えて下さい。
そうすれば、バランス良く輝きます。

 

    

本当は、すべての人が子供の教育に関心を持ち、子供を理解し、子供に対して寛大で有れば解決出来る問題なのですが・・・
やはり人には迷惑をかけたくないので(特に日本人は・・・)
  
『常識を教え過ぎない。』
難しいです( ;∀;)


   
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興味深い記事を見つけました。
インドでは、「迷惑をかける。」は、ネガティブな意味を持たないようです。
生きている以上、人に迷惑をかけてしまうのは当たり前の事。
迷惑を掛けないよう気を使いオーラを小さくしてしまうのではなく、
迷惑を掛けている事を自覚し、周りの人に対して感謝の気持ちを持つ事が大事なのですね。
『感謝出来る心』
人と繋がる為の、とても大切な力です。
  

世の中に、「ありがとう!」が溢れるといいですね。