今から起こる現象を先に言わない!
「さあ、今からこの手に持ったコインを消します」
どんな芸を見せるのにも、2パターンあると思います。
我々がマジックをする上で、大切にしなければならないのは1)のほうです。 ただマジックのややこしい部分でもあるのですが、これを逆手に取ったサカートリック(わざと注意をそらすために、あらかじめ偽の種明かしをしたり、起こる現象を言っ てしまう)があります。演出上のものなのですが、初心者はよく混同しがちです。演目の性質をよく理解して、意識して使い分けることが大切です。 |
同じ手品を何回も演じない!
「すごい!」「なんで!」
結果がわかっているのですから、観客が見るポイントは絞られてきます。 |
種明かしをしない!
マジックを演じたあとに必ずと言っていいほど「アレどうなってるの?タネ教えてよ」と要望されます。
種明かしは、マジックの世界では最大のタブーとされています。
すごい美人がいたとしましょう。
親しい間柄の人に「タネを教えてよ」と言われるとつらいですよね。 書店においてあるマジック本から何点かチョイスしておき、ネタバラししてもいいような簡単なレクチャーものを用意しておくのも手だと思います。 |