マジックは万能ではない!
「コミュニケーションとして貴重なツールだ!」
特にこう主張する人々は、見せられたマジックのタネを見破れない場合、演者に対してひどい対抗心、猜疑心を持ちます。
どう対処すればいいのでしょうか。 T・P・Oの把握が大切です。 |
事前の準備を大切に!
マジックを趣味や特技としていると、何かのイベントで「何かやってよ」と要望されるときがあります。 自分のレパートリーでも、「これは○○○の時に使える」「この年齢層にはこういう演出に変えよう」と区 分け、分類しておくと、対応もしやすいでしょうし、そういう風に依頼されることがたまにとはいえある場合には、 そのシチュエーションに応じて演じられるものを取得しておくのもいいでしょう。
逆に「即興で何かやってよ」と言われ、困ったことはないですか?
スライディーニというイタリアのプロマジシャンがいました。 いきなり古本屋で知り合いと出会い、そこで前述のような苦い経験をしたわたしは、出歩くときにはポケットにコイ ン1枚は必ず入れておき、車にもカードを3〜5枚入れておくようにしています。
どんなシュチエーションにも対応できるマジック。 |
レパートリーは浅く広くよりも、深く狭く!
マジックを始めたころは、マジックと名のつくものはなんでもかんでも飛びつき、ひたすらトリックやタネの秘密を追い求めていました。 トリックや種を多く知り、レパートリーを増やしていくことが、マジシャンとしての一種のステイタスのように思っていました。
いろいろな文献やマジシャンと話す機会が増えてきたことで、ターニングポイントが訪れました。 これについては、その人のスタイルがあるでしょうから、他のスタイルを非難はしません。 わたしは、失敗する可能性を1%でも減らせられるように、演目を限定してでもレパートリーを熟練、充実させることが大事だと考えています。
「自分のレパートリーは、いつでも完璧に演じてみせることができる」 |
定期的に練習すること!
見た目に難しそうな演目や技法でも、やってみると意外に簡単にできてしまったということがあります。
どんな優れた名刀だって、手入れをしなければ錆付いてしまいます。 |
いい演者である前に、いい観客であれ!
マジックを見る機会があったとします。
これは人それぞれだと思います。
難しいことは言いません。
そのマジシャンの演技が終わってから、演出方法や技法、手順の研究に入ります。
もし、あなたが演者の視線で見ているとしましょう。 |