調和補間

 

 より正確な棄却限界値を推定したい場合は、調和補間を用います。

 

例えばa <ν< bとなる自由度νの棄却限界値Cνを、

自由度abの棄却限界値CaCbから類推するとき、

調和補間ではまず、

 

 

で計算される比率pを用いて、

 

 

と計算します。

 

例えばt0.05(2),24の調和補間は、t0.05(2),20=2.086, t0.05(2),25=2.060より、

p = (1/20-1/24)/(1/20-1/25)   t0.05(2),24=2.060+(1-p)(2.086-2.060)=2.06433

となります。

 

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