盛野直樹ヴァイオリン教室     

 

盛 野 直 樹 の
ひ と り ご と


ヴァイオリンを弾く人々のあいだで「常識」のように語られていることは

ほんと ?  うそ ?

このページではおりにふれ気になったことを気ままに書いてゆきたいと思います。

 

2013年4月8日
左手の親指はどこでネックを持てばいいのだろうか?(2)
前回では左手の親指は指の外側でネックと触れるのがいいとお話しました。
今日はその先をお話したいと思います。
実は親指は弦を押さえる4本の
指とバランスをとるためにいつも素早く動かしていることが必要だと
いうことが分かってきました。親指をうまく動かすことによって腕や手の不必要な動きを最小限度に
とどめ、運指やポジション移動を素早く正確に行うことができるのです。これによって正しい
音程と 均一な音色を作り出すことができ音楽的表現の自由性へとつながっていくからです。当然
親指とネックの接点はたえず変化することになります。ただしあくまでも親指と弦を押さえる指とで
ネックをつまむようなことになってはいけないと思います。なぜならつまみ奏法は豊かな音の響きを
阻害するだけでなく音程の不正確さと耳障りなビブラートをうむ原因になると思われるからです。と

2011 年 10 月 8 日
左手の親指はどこでネックを持てばいいのだろうか?
基本的には人差し指側ではなく親指の外側の方がいいようです。
人差し指側で持つと、かにばさみのよようなかたちになって左手全体を
硬くしてしまい、その結果小指が異常に曲がり指板より低い位置にきたり
反対に指が立ち過ぎてそり返ってしまうようなかたちになるようです。
左手の4本の指は特殊な音のとりかたをしないかぎりきれいにそろって並んでいる
ことが音程を正しくとったり、自由なビブラートをかけたりする時に大事です。
そのために左手親指のネックとの接触するところが重要になってくるのではないかと想います。

 

2009 年9月15日
左手の指の柔らかい部分で弦を押さえると柔らかい音が出るの?
最近 You Tube などでいろんな演奏家の動画が簡単に見られるようになりました。
それらを見ていてうまいヴァイオリニストほ共通して左指を立てて弦を押さえています。
驚くのは同じ手の格好で左手ピチカートをしていることです。
まねをして 左手ピチカートをする手の形のままで弦を押さえ弓でひいてみました。
音程と響きのしっかりした柔らかい、いい音が出ました。
この時非常に大切なのは親指の使い方のようです。
親指のことについては またの機会に。

 

2009 年8月6日
ヴァイオリンを弾く時に体がやたらに動くのはなぜ?
背中の上のあたり(上胸部)を丸くして楽器を構えていると
弓を動かしたり、ポジションを移動したりする時に体が必要以上に動いて
楽器が揺れ、演奏の妨げになっていることがよくあります。
あげくの果てに上体で拍子をとるように体をゆすり、リズムを損なう結果となります。

下腹部(丹田のあたり)のちぢこまりをなくすように呼吸を利用してお腹を広げ
上胸部部を余分な力がかからにように伸ばし、
首の動きと背中の動きを意識して分ける事がその解決方ではないかと思います。

 

2009 年 4 月 18 日
ヴァイオリンを高く構えるのはいいことなの?
昔から名人と言われている人の映像を見て気がついたのですが
ゆったりとした旋律で音色を聞かせるような箇所では、楽器を高く
テクニカルで複雑なものを弾く時は楽器を下げて弾く

もちろん肩台なしで演奏しているヴァイオリニストのことですが。