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光が、ステンドグラスの色硝子を通して見える色は、七色の光の再現であります。漆黒の闇から届いた光は、色硝子を通ってさまざまな色へと変わっていきます。
色の見えない光が初めて色を持つ瞬間です。そのためステンドグラスは太陽と目に位置する芸術といわれています。
それゆえステンドグラスは光の芸術といわれる所以であります。
自然光は季節・天候・時間によってさまざまに変化します。そしてステンドグラスにあらゆる表情を与えてくれます。
一方ランプの光は常に一定の明るさと輝きがあり、変ることのない色彩を与えてくれます。
このようにステンドグラスにとって光は命です。光がなくては成り立たないといっても過言ではありません。
ステンドグラスに初めて出合った頃は、ステンドグラスという言葉だけで不思議な魅力を感じていました。ステンドグラスを習っていた教室の硝子サンプルを見ていると、冬なのになぜかお花畑の中にいるような錯覚を覚えたものでした・・・・・。 |
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