能勢街道、西国街道、多田街道を辿って  2001.8.25 / 2001.8.23 / 2001.5.26
 江戸時代の池田周辺では、西国街道・能勢街道・中山道・亀山街道・有馬道・高山道・伊丹(尼崎)道などの街道がありました。現在、それらの旧街道は国道や主要道で寸断されている所もありますが、今も昔ながらの佇まいを残す所があります。能勢街道、西国街道、多田街道と3つの旧街道をつないで周回するこのコースには、いたるところに歴史の遺産が残っています。釈迦院は中国風の山門に特長があり、境内にある宝篋印塔が国の重要美術品に指定されています。
   
 能勢街道と有馬道の分岐点、井口堂には、道標が3つもあります。
   
 「右大坂」と刻まれた道標には、石仏が彫ってあります。
   
 能勢街道と西国街道が交わる所に、阪急電鉄西国街道踏切道があります。
   
 この住吉神社を左に見て、赤穂義士、萱野三平が赤穂城めざしてまっしぐらに駆け抜けていったといわれています。
   
 住吉から豊島南あたりの街道筋には、まだまだ古い家並みが残っています。
   
 十二神社には、天神七代地神五代をお祭りしてあると「摂津名所図絵」に書いてあります。
   
 豊島南
   
 下河原緑地は伊丹空港の滑走路に面していて、目の前を飛行機が離陸していきます。
   
 軍行橋を渡った所に、西国街道の道標があります。
   
 西国街道と多田街道が交わる所に、辻の碑があります。碑の上部に1行「従東寺拾里」の5文字が残っています。
   
 北村
   
 ここ北村から久代村、下加茂村、栄根村、火打村、萩原村、西多田村、多田院へと道は続いています。
   
 久代
   
 下加茂

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