Coeur d'Alene - I-90,US-191 - YELLOWSTONE NP West Yellowstone泊
98年7月4日(前編)
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==== 快速ドライブ ====
夕べ0時過ぎに電話で起こされてしまいました。せっかく、旅行の初日にしてはよく眠れていたのに。。。(-_-)
部屋にある電話機のボタンの周りには、ふつう外線へのかけ方などの説明書きがあるものですが、ここの電話機にはそれがない。(^^;)
僕自身が電話をかけたときは、ためしに外線番号9を押してみたらつながったのでよかったのですが、多分間違い電話の主は同じモーテルの客で、外線にかけようとがちゃがちゃやっている間に僕の部屋につながってしまったのでしょう。 (なにしろ僕の部屋番号は「9」でしたから。(^^;) )
さいわい電話機はモジュラージャックでつながれていたので、線を抜いて安心して床につくことができましたが、その後はウトウトするだけで、殆ど寝られませんでした。(;_;)
3時過ぎには起きあがり、お風呂の後で朝食を探しに出ます。でもやっている飲食店はあるはずもなく、ガソリン屋1軒だけ見つけました。 サンドイッチと瓶入りコーヒー(NESCAFE)を買います。このコーヒー、量が少ないくせに1.49ドルと異常に高いのですが、結構おいしかったです。
部屋に戻ってWEATHER CHANNELを見ると、グレイシャーNP方面は今日明日の雨の予想区域に入っていますが、イエローストーンとティートンは入っていません。 これで決定です。イエローストーン+ティートンに行くことにします。
少々移動距離が長いのですが、去年の旅行と似たコースなので勝手が分かるし、天気のいい場所を探した結果なので、まあ良しとします。
徐々に空が明るくなってきた4時半に出発。 I-90は霧が多く出ていますが、天気が良くなってきそうな感じです。
Deer Lodgeあたりまでは、周りの車のペースも速く、速度制限のないモンタナ州ということもあって快適な道です。
景色はアメリカ西部としては平凡で、たいしたことはないのですが、日本の高速道路みたいに適度なカーブとアップダウンがあり、眠くなりにくい道です。 ところどころにある各都市までの距離を表す看板の、距離の数字の減るペースが、他のインターステートと比べて早い気がします。
Deer Lodgeの先から、遠く雪を頂いた山が見えるようになり、景色が良くなりますが、その代わりペースは普通のインターステート並に落ちます。
I-90を降りて、US-191のWest Yellowstone方面に入ります。この道は、森林や山・川など、結構景色の良い道ではありますが、同じI-90からイエローストーンに入るルートであるUS-89に比べると、それほどの景色でもなく、US-89のような「わくわく感」は無いかな、と思いました。
途中でラフティング(川下り)をやっている人たちがいて、楽しそうだとは思いましたけど。
![]() さりげないイエローストーンの碑 |
この道は、いったんイエローストーンの園内に入り、まったく観光ポイントがないまま園内を出ます。
何の変哲もない草原を走っていたら、突然イエローストーンの碑が現れます。いよいよイエローストーンに入りました。
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==== 白い泥の釜 ====
さて、West Yellowstoneに13時(時差があるので、出発後7.5時間経過)に到着。
今日は独立記念日だけど、まだ時間は早いから、さすがに宿は空いているだろうと思いましたが、もしここの町で泊まれないとなると、ずっと離れた他の町まで行かなければならないので、町に入って最初のモーテルに"VACANCY"と出ているのを見たときは、ちょっとホッとしました。
結局、町を走っている間に目にしたモーテル(VACANCY/NO VACANCYの表示のあるところ)は、全部VACANCYでした。
イエローストーンのゲートに近いモーテルを選んでチェックインし、昼食を食べに出ました。
今日はなにしろ朝が早かったから、日没(21時頃)まで活動しつづける体力はないはずです。
宿で昼寝ができれば楽なのですが、ベッドに横になっても、イエローストーンのすぐ近くにいると思うとじっとしておれず、寝ることができません。すぐに寝るのをあきらめて、外に出ました。
イエローストーン西口のゲートは、4レーンもある大きなもので、さすがはイエローストーンの正門(?)だと思いました。ここで、初めてのアメリカ旅行でのグランドキャニオン以来の、1回料金の入場料を払いました。 今までずっとゴールデンイーグル(1年間有効のパス)を買ってきたのでした。
ここの入場料は数年前に値上げをして、車1台20ドルになりました。これで1週間有効ですが、一人だと高く感じます。ただし、グランドティートンと共通の入場料になっています。小さなレシートが入場券代わりなので、ティートンのゲートではこれを見せればOKです。
イエローストーンは質と量が圧倒的なので、短い日数では見きれないのですが、今回の僕の旅行では、去年ここに来たときに特に気に入った場所に絞って訪れるというのと、去年はまだ早くて通行できなかったマンモス=タワー間を通ることにし、これを正味丸1日でおさめることにします。
今回の旅行の主役は、3回目の訪問であるイエローストーンではなく、2回目のティートンとしました。 去年の旅行では、イエローストーンに来たのにもかかわらず、ティートンには寄らずに、その時間をグレイシャーNPに費やしたのでした。
さて、天気は上々です。すでにTシャツ・短パンで、日焼け止めも塗っています。晴天のマンモスはまだ1回しかお目にかかっていないので、まずはマンモスを目指します。
ところが、Madison - Norris間を走っていると、途中に"Artists' Paint Pots" のトレイルヘッドを発見。 ここって今まで気づかなかったな、と思いました。 Official mapに載っていませんから、気づかなかったのも無理がないですが。
名前からしてFountain Paint Potと同類の景色であると想像されます。 なんか期待できそうな穴場なので、トレイルを歩いてみました。
![]() 濁ったプールと松の幼木 |
トレイルは山火事で朽ち果てた松の森林を通りますが、倒木の下には松の幼木が元気に生えており、新しい世代が着実に成長しているのがわかります。
短めで楽なトレイルを歩くと視界が開け、Artists' Paint Potsの温泉群が見えてきます。
谷の部分は濁った薄青のプール(温泉)などがありますが、イエローストーンではありふれているものです。ここでトレイルをそのまま引き返す人もいましたが、それではつまらない。(^^;)
トレイルはそのさき上り坂になるのですが、この坂を上った先が面白いのです。(^^)
白い色のmudpot(泥水泉)なのですが、奇妙な音とともに泥を高くまで吹き上げていて、思わず笑いたくなる光景です。 Fountain Paint Potの小型版のような感じなのですが、Fountain・・よりも近くで見られるのが嬉しいし、泥を吹き上げる高さはこちらのほうが高いと思いました。それに、人が少ないのもいいですね。
![]() Artists' Paint Potsの泥水泉 |
98年7月4日(後編)
==== ちょっと無理したかな(^^;) ====
さて、ここを後にしてマンモス(Mammoth Hot Springs)に向かいます。
マンモスではUpper terrace loop driveに入り、途中の駐車場に車を置いてトレイルを散策します。 Minerva Terrace,Canary Springを始めとする温泉群を見て回りました。 天気は上々だったのですが、去年マンモスに訪れたときのような大きな感動はなかったです。とても楽しかったのは確かだけど。
![]() Minerva Terrace |
理由としては、去年6月よりも観光客が多く、国立公園(自分にとっての聖域)というよりは普通の観光地にいるような感じがしたこと、去年ほどみずみずしくなく、一部に干上がったテラスもあったことがあると思います。常に6月の方が7月より水が豊富で、美しく見えるのかどうかはわかりませんが。
![]() Canary Springの新しい眺め |
Canary Springでは、ボードウォークを拡張して、新しい観察ポイントを作ってあったのは嬉しかったです。
しかし、去年はボードウォークだけだったのに、今年はその両側に柵が出来ていて、テラスに近づけないし、低いアングルから写真を写そうとすると柵がじゃまをするようになったのが惜しかったです。
温泉の保護のため、柵を作る必要があったのでしょうから、仕方ないですが。
![]() |
| 去年5月末にここを見たときとは、随分違っています。 比較のために、去年の旅行記にも貼り付けてある、 ほとんど同じ場所で撮った写真をご覧ください。 |
マンモスを楽しんだ後、下界にあるホテルの売店で、お土産を買います。 例によってTシャツや帽子を買いますが、去年は売っていた「イエローストーン125周年記念グッズ」は見つけられませんでした。 ここでThe Yellowstone Association発行のofficial guide(6.95ドル)を買いましたが、情報も写真も豊富で、かつ読みやすい本で、とてもよかったです。
その後でMammoth - Canyon間の道路(アッパーループの東側)に入ります。 この道は、2700メートルという標高の高い、雪深い場所を通りますが、さすがに7月になれば開通しています。
![]() 岩が落ちてきそう〜 |
とちゅう、険しい崖からいまにも尖った岩が落ちてきそうな、迫力ある光景の場所を通ります。
さて、Tower Fallは、初めてイエローストーンに行ったときに、熊が出るという理由でトレイルが閉鎖されていて、見ることのできなかった滝です。
今回は閉鎖されていませんでした。が、さすがに疲れてきて、時間も遅くなってきたので、ちょっと歩いたところにある展望台から眺めるのみとしました。
ここから見る限りにおいては、それほどのものでもなく、キャニオンの2つの滝のほうがずっといいと思いました。でも、滝に近づくことのできるトレイルを歩けば、違う印象があるかもしれません。
あとはWest Yellowstoneの宿に戻るだけですが、思った以上に遠く、時間がかかるのですね。(^^;) ヘロヘロになって宿に戻った頃には、20時過ぎになっていました。
出発が4時半ですから、アイダホ州との時差を考慮しても、完全に活動時間オーバーです。(^^;)
今の時期、ここのような北の地では遅くまで明るいですから、意識して行動を調整(明るいうちに宿で休むなど)しなくてはならないというのは、去年の旅行で得た教訓ですが、「分かっちゃいるけどやめられない」状態に陥ってしまいました。f(^^;)
マンモスを見終わった後、同じ道を引き返すだけにすれば良かった。
今日は独立記念日だからでしょう、この町では馬に乗った人々が道路を練り歩くわ、そこらじゅうでサイレンが響くわ、賑やかです。
この時刻ではさすがにNO VACANCYの表示が出ているモーテルもありましたが、まだVACANCYである宿もいくつもありました。