あーちゃん、いーちゃん、ふっか〜つ。 今回だけ? かもね〜 またまた、二人でお出かけしたときのお話である。 とあるお店に入ると、 奥のほうでかわいい招き猫を売っていた。 いーちゃん 「ねぇねぇあーちゃん、この招き猫かわいいね〜」 あーちゃん 「ほんと、いーちゃんのようにまんまる」 いーちゃん 「ほんと、おなかの辺りがそっくり〜 ってこら〜っ」 あーちゃん 「ごめん、ごめん。あんまり似てたもんで」 いーちゃん 「私はネコかよ!」 あーちゃん 「ごめん、間違った、昔はイヌで今はタヌキ」 いーちゃん 「そうそう、ワンワンポンポコリ〜ン」 あーちゃん 「ちょっと〜、恥ずかしいじゃない」 「手はいいって。変な動きしないでくれる」 「でも、ほんと太ってきたね」 いーちゃん 「やっぱり、そう思う?」 あーちゃん 「確実にそう思う」 いーちゃんが最近ハマってるもの。それは、 『バイキングウォーキング』 食べ放題にさまよって、笑い事ではすまないようである。 服も、Q屈、Q屈・・・ おっと、続き、続き。 いーちゃん 「私、この招き猫買っちゃう」 あーちゃん 「そうね。かわいいし、私も買おうかな〜」 いーちゃん 「買っちゃお!、買っちゃお!」 あーちゃん 「色がいくつかあるのね。う〜ん、やっぱり白かな」 いーちゃん 「へ〜、あーちゃんって意外に純じゃん!」 「もしや・・・下着も?」 あーちゃん 「そうよ! 悪い?」 いーちゃん 「へ〜、黒かと思った」 あーちゃん 「何? 腹黒いって言いたいわけ?」 「って何の話よ。ところでいーちゃんは何色にするの?」 いーちゃん 「もちろん、アイドルはピンク!!」 「下着も・・・チロッ」 あーちゃん 「いーちゃん! こんなとこで見ないでいいから」 いーちゃん 「忘れた!」 あーちゃん 「えっ、もしかしてノーブラ?」 いーちゃん 「ピンポン! 大正解!! 見る?」 あーちゃん 「も〜、いいから早くお会計済まそ〜よ」 いーちゃん 「は〜い、センセー」 あーちゃん 「いいかげん、それやめてくれる」 いーちゃん 「は〜い、マダム」 あーちゃん 「やっぱ、センセーでいいや」 いーちゃん 「あっ・・・どぉちぃよ〜」 あーちゃん 「どうしたの? 急に変な声出して」 いーちゃん 「おしぁいふに、おきゃねぎゃ・・・」 あーちゃん 「なに? お金が無いの?」 いーちゃん 「ひゃくしゃんじゅうしゃんえん」 あーちゃん 「じゃあ、貸してあげるから」 いーちゃん 「お〜、もしやあなたは天使? いや、女神様?」 あーちゃん 「今度は女神かよっ。じゃぁ一緒にお会計してあげるから」 いーちゃん 「ありがとよ〜。早速ご利益が・・・ありがたや、ありがたや」 あーちゃん 「か弱いばあちゃんになったって、おごらないからねっ」 「貸しただけよ!」 いーちゃん 「こんな年寄りをイジメるなんて、最近の若いもんは」 あーちゃん 「いいかげんにしないと、買ってあげないよ!」 いーちゃん 「ごめん、ごめん」 「この『お招きちゃん』を買ってやってください。お願いしま〜す」 あーちゃん 「お招きちゃん?」 いーちゃん 「そう。『福を呼ぶ、まんまるお招きちゃん』よっ!」 あーちゃん 「どっかのアニメみたいやけど、まっ、いいか」 その後、二人は電車に乗って、二人してウトウトしていた。 ふと気付くと、降りる駅に着こうとしていた。 あーちゃん 「いーちゃん、いーちゃん、着いた! 降りないと」 いーちゃん 「う〜ん、もうちょっと食べられる〜」 あーちゃん 「こら〜っ、着いたって。起きろ〜」 いーちゃん 「ん?? あっ、降りま〜す」 「あ〜、よかった。まだ余裕あったみたいね」 見知らぬ男 「あの〜、これ忘れてますよ」 いーちゃん 「あっ、いっけね〜。慌てて忘れてしまった」 「わざわざありがとうございます!」 見知らぬ男 「いえいえ、じゃあ」 ドアが閉まる・・・ 見知らぬ男 「あっ・・・」 あーちゃん 「もしかして、ここで降りるわけではなかったのですか?」 見知らぬ男 「そう・・・いや、気になさらないでください」 あーちゃん 「いや、そういうわけには」 「もともと私達がいけなかったのですから」 見知らぬ男 「俺がドンくさいだけですよ」 あーちゃん 「あっ、もしよかったら、これからお昼食べようと思ってたんで、一緒にどうですか?」 いーちゃん 「そうそう、お詫びさせてくださ〜い」 見知らぬ男 「いや、そんなの悪いですよ」 いーちゃん 「遠慮しない、遠慮しない」 あーちゃん 「それとも、この後何かご予定があるのですか?」 見知らぬ男 「いえいえ、何も無いですけど」 いーちゃん 「じゃあ決まり! 行きましょ!」 見知らぬ男 「わかりました。ではご一緒させて頂きます」 あーちゃんは思った。 『この女、私にすべておごらす気だな』と。 そう、いーちゃんは『お金が無い』 お金が無いのに、このセリフ。さすがはいーちゃん! でも・・・この出会いこそ『お招きちゃん』の力であった。 まだ二人は気付いていない。 (さいごに) むちゃくちゃいいところで終わってしまいました。 気になる? 気になるでしょ。 この3人の関係はどうなっていくのでしょうね。 ん? 3人? たしか、あーちゃんには、てるくんという旦那と、しーくんという子供がいますよね。 なんだか波乱の予感!? しか〜し、この続きは・・・作者の気分次第、いや、文才次第である。 ムリかも〜(笑 この物語はフィクションである。 |
