ルームランプSW表示灯                        



 愛車のルームランプ。
 夜、暗いとSWの場所が判らず、手探りで点灯させるのが不便なので表示灯を付けてみました。
  (常時点灯なので夜しか見えない程度の輝度)


1.ループランプは太めのマイナスドライバーで簡単に外れます・・・


2.配線を痛めないよう取り外します。

 (コネクタは、側面にあるストッパーを押し込みながら外します。)

3.更にランプカバーを外し、内部配線を確認します。
 

  配線図(間違っているかも・・・)

4.ルームランプSW押しボタンを外します。

 そのカバーの端(SW本体と干渉しない位置)にドリルで3mmの穴を開けます。

 穴はLEDの太さに合わせ、きつめに開けます。
 ドリル刃先はタップホルダーなどに挟み、手で開けるのが確実です。
 (電動ドリルで開けるとプラスチックが溶けたりします。)

 LEDは取り付け前に細めのビニール線を半田付けし、端子部それぞれ、更に2本まとめて熱収縮チューブで絶縁と補強しておき、接着剤で固定しています。
 (瞬間接着剤不可。透明部分が曇ります。)

 今回は手持ちの関係から3mmの赤色発光ダイオードを使用しました。
 

5.内部配線と極性をよく確認し、LEDからの配線を半田づけします。

 LEDには直列に抵抗を挿入するのを忘れずに!
 (LEDは極性を間違えると点灯しません。
 また、電流制限抵抗を挿入するのを忘れると、コネクターを繋いだ瞬間ショートするはず・・・です。)

 コネクターには、−と+、そしてドアSWからの配線がきている筈ですのでテスターで確認します。

 配線にはSWのON−OFFで動けるだけのゆとりを忘れずに。

6.配線が終わったらコネクターを接続してLEDが点灯しているのを確認して元の場所にはめ込みます。

 今回、LEDには微少な電流しか流していないので、昼間はほとんど判りません。


 LED点灯の様子。
 (デジ亀の画像、レタッチソフトで明るくしていますが、昼間はよく見ないと判りません。) 
夜間、薄ぼんやりと点灯したLED
 今回LEDに直列接続した電流制限抵抗の値
常時点灯させるのでバッテリー消耗を抑えるため、夜、薄ぼんやりと点灯できるだけに電流値を少なくします。
 (今回使用したLEDの実測値は直列抵抗47kΩで消費電流は0.22mAでした。 抵抗3本目のカラー帯がオレンジ色なら10〜99kΩ、消費電流で1〜0.1mA程度で実際上 支障無いはずです。)

消費電流は、V/R から、12V/47kΩとして0.25mA程度 
  (実際にはLEDの低電圧降下分、1.5V程度があるので、(12−1.5)/47k≒0.22mA)
抵抗での消費電力は、(V×V)/R ですから、(12×12)/47000=約3mW、1/8W型で充分でしょう。

なお、高輝度LEDなら同じ 0.22mAでもかなり明るく点灯したので、もっと消費電流を抑制できると思います。

また、高輝度LEDは普通 20mA前後が定格ですから、フル発光させるなら600Ω程度(寿命、安全をみて1KΩ程度)でしょうか。