NRD−525 |
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JRC NST−125 正面
送信周波数範囲: |
1.8MHzバンド 1.9075〜1.9125MHz
3.5MHzバンド
3.5〜3.575MHz
3.791〜3.805MHz
7MHzバンド 7.0〜7.1MHz
10MHzバンド 10.1〜10.15MHz
14MHzバンド 14.0〜14.35MHz
21MHzバンド 21.0〜21.45MHz
28MHzバンド 28.0〜29.7MHz |
受信周波数範囲: |
100KHz〜30MHz |
電波形式: |
SSB(LSB、USB)
CW
AM(受信のみ)
RTTY
FAX(AFSK) |
送信出力: |
JST-125D:10〜100W連続可変 (ただし、28MHzバンドは50W)
JST-125S:1〜10W連続可変 |
備考: |
JST-125D:100W JST-125S:10W |
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筐体内の様子
内部回路は全てプラグインユニット方式で、ユニットごとにシールドされています。
本機は100W仕様のJST−125Dですが、移動申請なので50Wに設定しています。
また本機は改造もオプションユニット追装もしていませんのでオリジナルの状態です。
実運用でも各局にモニターして頂きましたが変調も良好とのレポートでした。
また主力の21MHzでは50W出さなくても聞こえている局は10Wで十分。
ほとんど10W以下でチューニングしてそのまま送信でもOK。
本機での運用実績は21Mhz、14MHz、まれに7MHzのSSB。
CWについては下手糞なので、MIZUHOのP−21DX (QRP 1W機)が主力。
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背 面
背面の様子です。
電源はDC12Vの外部電源です。
(左下のコネクタ)
ヒートシンクはかなり大型で、50W運用での実績では本体は自然放熱で十分ですが、外付け電源の方がかなり発熱する(JRC製ではない)ので、コンピュータ用の古ファンを温度制御して回していました。
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JRCのHPで調べると製造期間:1987.3〜1988.4とあり、トランシーバーのJST-135 の発売(1988.5)前に購入しましたから、1988年前後の製品と思います。
既に20年以上使用(送信実績は10年ほど)の稼働実績の中で、1度、送信出力が出なくなり、メーカー修理。(ファイナルユニットの不良)
その他、トラブルはありません。
本機も全回路図がついていますのでアナログ回路は全て把握でき、いろいろと参考になりました。
購入してから少し後にNRD−525とトランシーブ操作が可能な後継機のJST−135が出るとの情報に、JST−125を買うのを早まったかな、と思ったのですが、性能の優劣は別としてデザイン的にこちらの方が好みだったし、操作性も直感的で使い易く、私にとってのBestトランシーバです。
送信性能については、アンテナの関係で21MHzをメインにしていましたのでTVIを心配していたけど、自宅そしてご近所のTVにもそれらしい影響は出ていません。 しかし念のためにアンテナチューナーを入れています。
また受信部は全波受信なので、BCL機としても不足なく、海外の同じ日本語放送を本機とJRC−125を別周波数に割り当てて聴くのも面白かったです。
(両方をヘッドフォンやレコーダの左右に振り分けて聴けば、フェージングで音声が左右にフラフラと揺れ、また合成してモノラルで聞けばフェージングがかなり軽減される事もあります。)
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受信機用自作アダプター |
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送信機が自作数W程度までの時は自作チューナー(というよりマッチングユニット)を使用していましたが、50Wにした事でもっとしっかりしたもの、そしてオールバンドで使用できるようにと購入。
自作するには送信用のバリコンが手に入らず、あっても高価でチューナーを買う方が安くなった。
内部は電源入力部に逆接続防止用ダイオードを追加した他は無改造。
ダミーロードを内蔵しており、メーターは150Wまで対応しているものの、50Wでもかなり熱くなるので構造的に放熱がやや不安。
SWR計、パワー計とも目安程度。 業務用の測定器で確かめると、JST−125の方が正確。 |
YAESU製アンテナチューナー FC700
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FC700内部。
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