卓上ボール盤(DrillingMachine) 2009.7.16
これまで、”穴あけ専用機は贅沢すぎる。ハンドドリルで十分。不満な点は工夫すべし”と考えてきた。
しかし、どうも 私はぶきっちょなのでしょう。板に垂直な穴があかずに斜めになってしまいます。
”孫の安全柵”では、ボルトが斜めになっています。(黙っていますが・・・)。どうも納得がいきません。
ささやかながら、”My加工室”が整ってきたので、思い切って、卓上ボール盤を購入しました。
マキタのTB131にしました。
結果はビックリです。なんと、綺麗な穴がきちんと、板に垂直にあきます。綺麗なネジが切れます。
これまで、”木材への穴なけはこんなもの・・・”と諦めていたのですが、”ウソー”と大感激です。

マキタのTB131を設置したところです。
組み立て式で、重さも20Kg、高さ580mmなので卓上スライド丸のこの隣にすっぽりと納まります。
ただし、前後左右が不安定で、テーブルに 長い板を載せると傾いてしまいます。作業机に ボルトで固定するのが基本であるが、この机は、勉強机の上に シナランバーコア板を載せただけのMyテーブルではこれが出来ない。
そこで、ボール盤のベース台の下に、不要になった棚用のMDF板を敷き、これにオニメナットを打ち込み、ボルト締めした。
これだけで、ボール盤が倒れる心配が解消してしまった。
さらに良いところは、MDFの摩擦が低いので、作業にあわせて、卓上ボール盤を簡単に移動できることです。またまた感激しきりです。

「週末職人工房 白井さん」推奨の フェンステーブルを作りました。思った以上に、良いです。卓上テーブルの使い勝手がガラリと変わってしまいました。
ボール盤というものは、たいてい工房の片隅の壁際にに設置されることが多いですが、このテーブルのおかげで、My工作室の主役のひとつに昇格した感じです。



卓上ボール盤作業にバイスは不可欠な道具です。
世の中一般の”鋳物製のバイス”は高価で重い。
私の作業はもっぱら木工なので、早速、木製バイスを手作りすることにした。
両側に、壁を固定し、ふところサイズは2×4材の幅プラスαとした。締め付けネジは M10×120mmのボルトとしてノブスターを奮発した。
壁には、意気揚々と、卓上ボール盤でタップ下穴φ8.5貫通穴をあけた。 当たり前ですが、あまりにも綺麗で、まっすぐな穴があくので、いくつもサービスしてしまった。
M10のタップでネジを切り、ボルトを入れると これがピッタリです。力を入れて締めても、ネジがつぶれることはありません。 ヤッタ!
ベースの1×4材の強度がやや不足気味ですが、これで十分使えます。
作ってから分かったことですが”とにかく、安いし、軽いし、木の手触りが非常に良い”です。
しかも、鉄製の場合、バイスには潤滑油が塗ってあり(潤滑、錆止め)手が汚れるが、木製の場合は、オイルフリーなので、手や加工材が汚れることがまったく無く、クリーンな作業が出来ます。
これは、すごいこと!  ヨシヨシ!!!

さっそく、環境整備です。

サイクロンにつながる吸塵チューブを配置したところ


これは、吸塵せずに穴を開けたところ。

とにかく 電動工具は ”切り粉発生器” です。

サイクロンで吸塵しながら 穴あけを行ったところです。
キチッと 切り粉を吸い取ってくれます。
ホースの先端形状に、今ひとつの工夫がほしいところだが、これは次の工夫。

とにかく、一件落着!