PLフィルター

PLフィルイターって何?
そう聞かれても写真を始めてほんの数カ月。ちゃんと説明できません。
でも、風景を綺麗に取る為の道具であることは確か。
市販しているのはこれなんですけど、こんな安物用のフィルターなんかありません。

そこて作ってみました。PL(偏向)フィルター。
用意する材料はこれ。

アルミボトル缶のキャップと、不要な家電製品の液晶パネル、
(家庭用の電話機のパネルです。キヤップのサイズがより大きければ何でもいけます。
また、立体映画等で使われる簡易のメガネ等も使用できます。)
他には、スボンジとボンド等が必要です。


まず、キャップにはこのように出っぱりがあるので、そのまま使用するとケガをします。
出っぱりをヤスリ等で綺麗に落とし、丸めておきます。


液晶パネルから表面に張られた偏向フィルターを剥がします。
カッターですくい取る様にして角から取り、残りは引っ張って剥がします。
液晶パネルはガラス製で壊れやすいため、割ったりして手を切らないように。

剥がした後は、糊がついていますので、シール剥がし剤等で糊を綺麗に除去します。
下手に擦るとキズ付きますので慎重に。


キャップに穴をあけ(アルミ製の為、カッターナイフで簡単に切れます。)偏向フィルターを丸く切り出し
中にはめ込めるようにします。キャップとカメラのレンズとの隙間にはスポンジを切って張り付けます。


完成したフィルターです。口径を大きめに作ってあり、フィルター面は少し奥にあります。
フィルター保護の為と、日除け代わりにしてあります。


装着状態がコレ。ちょっと貧乏くさい・・・・・

   
左側が未装着、右が装着した状態です。
CDケースに写る光の映り込みが少ないのが判りますか?(赤い矢印)

  
敢えて、画像の修正等は行っていません。左が無しで右が有りです。ボンネットの凹凸がはっきり判ると思います。

PLフィルターには方向があり,まず肉眼でフィルターを覗いてみます。
そしてフィルターを回して角度を替え、最も効果が大きい状態を探します。(それがベストとは限りませんが)
光の反射や、色合い等が変化します。
角度が決まったら、その角度のまま、カメラに装着して撮影します。
水面の反射や不要な映り込み等を除去し、クリアな写真をとる事ができます。
また、昼間で光が強すぎる場合にも、それを和らげる働きもあります。

戻る