花火

空を見上げた

期待に輝く君の瞳

暗闇の空に

夏の夜空を飾る大輪の花が

咲いては 消えてゆく

一瞬の色鮮やかな光を放ち

役目を終えて 消えてゆく

君の瞳に映る光の競演がまぶしくて

君の横顔がまぶしくて

君の瞳がくもり 輝きが失せる時

花火のように消えてしまう恋




































Ayanaotakashun