ミッション
デルタII型ロケットに搭載された最初のローバーは2003年5月22日に、次のローバーは同年6月4日に打上げられる。
7ヵ月半に及ぶ飛行後の2004年1月2日と1月20日、ローバーは火星の地表に硬着陸する。着陸方法は、パスファインダーと同じくエアバッグ方式が採用される。但し、前回のようにランダーに搭載する方法ではなく、ローバーのみの単独着陸となる。
ローバーは、1火星日(地球時間で約24時間37分)当たり100平方メートルの地域を探査する。これは、1997年にソジャーナーが探索した全地域に相当する。探査は少なくとも90日間、2004年4月後半まで続けられる予定である。
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