『2月14日』



「ついにこの日が来たか・・・」
ふと友が呟いたかと思うと。

「どうして、バレンタインなんて日があるんだ!?」
友は叫んだ。
「バレンタインが何だ、チクショウ!」

恋人がいない友に俺は優しく説明をして差し上げる。
「バレンタインとは女性が男性にチョコをプレゼントする日だな。特に本命には愛を込めて」

そんな事はわかっていると言わんばかりに睨んでくるので説明を加える。

「そして二人はチョコの様に固い絆で結ばれ、チョコを溶かすほど熱い愛を囁きあうのさ」
友はうっとしそうに俺を見て言った。
「ケ、これだから彼女持ちは嫌いなんだ」
俺は笑いながら友の元から去った。


最後に一言、言い残して。
「チョコなんて簡単に割れてしまうんだよ」