「活字もの」ノート

拙サイトでは、何を食べました、何を見ましたの記録を続けているのに、何を読みましたは、開店休業でした。

日常的に読んだ本や雑誌などに関する記録と一口コメントを書き留めておくことにしました。


『幸せ力をつけるお金持ち練習帳』沢木 遙  幻冬社

「お金持ちでも、超優秀でも、お嬢さまでもなかったら、癒し系の絵本などめくっている場合じゃありません」との帯コピーが効いている。

 女性向きファイナンシャルプランから読んでも、30代半ばから気づいた私自身の人生方程式を振り返みても@納得!若いひとにお薦めします。(03/10/10)

『日本の食材  おいしい旅』  向笠 千恵子 集英社新書

 この本にかなちゃんが登場している。「近畿圏のみならず仙台や東京をもカバーするプランナー。広報、地域おきし、環境問題・・・。小柄な身体で各地を飛び回る多彩な活動を支えるのは、おいしいものに目がない性分と、安全な食べ物を真剣につくる人々への愛着心である」と紹介されている。それはそのまま著者にも言えることのようだ。時々教育テレビで拝見する感じがよかったから、この方の本にかなちゃんが出ていることがなおいっそううれしかった。そういうひとがそういうひとに行きあたるのだ。

 素材がいいものは美味しいというこの本を携えて旅に出るのもいいだろうし、巻末にある取り寄せ便リストでその味をわが家に直行させるのもいい。(03/10/7)

『シンプル人生の経済設計』 森永卓郎 中公新書 

私はここ数年、大学での非常勤講師として学生に、
「滅私奉公的ホワイトカラー&専業主婦の暮らしはもう時代遅れ。
高収入の幸せ人生観よりも、共働きでほどほどの収入とゆとりある生活時間を生きる
快適な人生観を持つことの方が賢い生き方」と口を酸っぱくしていっている。
「今日では、専業主婦は不良債権だ〜」との数年前からの家族社会学者、山田昌弘氏の過激に見える主張は、
アナリストの森永氏によっても実証され、溜飲が下がった。

森永氏の「年収300万時代の快適生活術」とは、これからの幸せ人生術のひとつかもしれない。

遊び心はけっこう重要な要素です。たとえば、ニューディール政府の時にルーズベルトは、芸術家支援というのをやって、公共建築物に片っ端から壁画を描かせるということをやりました。でも、今の政府はこんなこと思いつきもしないでしょう。需要が飽和しない3つの分野があると私は言っています。「好きなもの」「好きなこと」「好きな人」。つまり「コレクションのマーケット」「芸術・文化のマーケット」「恋愛のマーケット」、ここは需要が飽和しないんですね。株や不動産だけでなく、こういったホントの成長分野にお金や人が回らないといけないと思います(経済評論家・森永卓郎) 

                                    (03/10/6)