  
癒しのとき
こちらにまとめている「腹式呼吸・発声法」を、
すみれウクレレ倶楽部員さんは、
良い発声、心身の健康のために、
是非、習慣づけて下さいね♪
緊張している時、不安な時、気持ちが高ぶっている時、ストレスに疲れた時、
ほっと、こちらに立ち寄って頂ければ幸いです。
最も簡単で、効果的なリラックス法・腹式呼吸法をご紹介します。
私達、すみれウクレレ倶楽部員にとっても、良き発声につながりますね♪

まず、背筋を伸ばします。
おへその下に手を当てます。
おへその下、約5センチの所の奥にある
「丹田」を意識し続けます。
まず、吐くことから始めます。
口をすぼめて、糸を1本、吐くように、
ふーっと、ゆっくりと、ゆったりと、
細く、細く、長く、長~~~~~く、
息を、一定に吐いていって下さい。
お腹が、次第に、へっこんでいくようにです。
「フー」や「スー」と風を切る音を立てながら行います。
息を吐くにつれて、横隔膜が上がります。
(横隔膜は、肺の下にあります)
すると、肺が上にしぼんで、空気が出ていくのです。
お腹の筋肉、つまり、腹筋に緊張感を感じます。
● 努めて長~く、すっかり全てを「吐ききる」ことが大切です ●
すっかり、完全に、100%、吐ききりましょう。
今度は口を閉じたまま、
力を抜いて、
お腹の緊張を解いて、腹筋を緩めて、
鼻から息を、下腹部が膨らむように吸います。
いや!!!意識的に吸うというよりは、
力を抜くと、
勝手に、「自然に空気が入ってくる」という感じです。
息を吸うと、横隔膜が下がります。
すると肺が下に膨らんで空気が入るのです。
吸う時間は、吐く時間より短く、
すっかり慣れてきたら、
胴回りをビア樽のようにイメージし、吸うと、
体の周り、つまり、横や背中も膨らむように、
ズボンをはいた時にベルトがくる辺りが膨らむように。
この時、肩が上がってはいけません。
これ以上吸えなくなるまで吸いましょう。
そして、再び、ゆっくりと、ゆったりと、ふーっと、
息を吐いていくのです。
【 私の考える、腹式呼吸の黄金比 】
吐く…8つ数える
吸う・・・4つ数える
● 「吐くこと」に重点を置いて、意識するのです ●
意識的にゆっくりと吐く程、
副交感神経が優位になり、リラックスしていくのです。
胸にも手を当て、
胸部が動いていないことを確認するのもいいですね。
動くのは腹部だけです。
上半身、首や肩や胸の力は抜いてリラックス。
寝ころびながらの呼吸は、
皆さん、腹式呼吸になっていますよ。
ご確認下さいね。
いつでもどこでも簡単にできる、
効果的リラックス健康法
腹式呼吸を、
日常生活の中でも、どんどん取り入れていきたいものです。

最後に、
すみれウクレレ倶楽部員として、
腹式呼吸と共に、
歌の発声について心掛けて欲しいことを、申し上げます。
顎を引きます。
「あくび」をした時のように、
口を縦に開き、顎を真下に下げて、喉を拡げて、
あたかも、教会のドームの内部のように、
口の奥の空間を拡げることが大切なのです。
ただ単に、前から見て口を大きく開けるのではないのです。
口の内部こそ、大きく、広く、
空間を拡げるようにするのです。
そして、声を、その広々とした空間の中で、
意識的に共鳴させるのです。

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