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クリップオーガナイザ】  
Word2002以降

 

クリップアートは、以前のバージョンのWordではMicrosoft Clip Gallery で管理していましたが、Word2002以降ではこれに変りクリップオーガナイザと呼ばれるツールで管理します 図やイラスト、音楽、他のアプリケーションで作成したグラフィックファイルなどを収集してコレクションとして保存しておきます これらのデータはカタログ化されクリップと呼びます 

 

 起動
作業ウインドウの下部にある[参照]より[クリップオーガナイザ]をクリック
左側の「コレクションの一覧」には、コレクションフォルダが階層構造で表示されます 各フォルダのクリップをクリックすると、画面右側にそれぞれのクリップが表示されます この中の[Officeコレクション]は、オフイス製品であらかじめ用意されているクリップです

 

▼ クリップを手動で追加
@[Microsot クリップオーガナイザ]の画面より[ファイル]メニューの[オーガナイザにクリップを追加]から[ユーザ設定]
A[マイコレクションオーガナイザにクリップを追加]ダイアログボックスが開きます ここでクリップとして追加するデータファイルの指定を行う そして[追加]ボタンをクリック なお、追加するフォルダを指定する場合は[追加先]ボタンをクリックする すると[マイコレクション]の中の[未分類のクリップ]に保存される。

 

▼ クリップを自動で追加
パソコン内に保存されているデータをすべてクリップとして追加することが出来ます
[ファイル]メニュウーの[オーガナイザにクリップを追加]から[自動]を選択し、[オーガナイザにクリップを追加]ダイアログボックスからそのまま[OK]にてすべて追加されます

 

▼ クリップのキーワードを編集する
@クリップオーガナイザを起動し、キーワード編集するクリップを選択したときに表示されるをクリックし、表示されてメニューより、[キーワードの編集]を選択する
A[キーワード]ダイアロゴボックスが表示されるので[キーワード]に検索キーとなる語を入力し、そして[追加]します
B現在設定されているキーワードに新しいキーワードが追加されます 

 

▼ クリップ画像の挿入
クリップ画像を選択してそのまま文書までドラッグする                          以上






PowerPoint Viewerの利用】

「パワーポイントがインストールされたパソコンは増えつつあるも、エクセルやワードほどではないのが現状です 「パワーポイント」の無いパソコンでプレゼンテーションをしたい場合は、無料のビュアーをインストールすれば可能です
以下のマイクロソフトのHPよりダウンロードして下さい
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID
=7C404E8E-5513-46C4-AA4F-058A84A37DF1&displaylang=JA





ウイルス対策とその対処

オンラインウイルススキャン(ウイルスが検索できます)

T ウィンドウズを最新版にアップデート(別紙参照)する 

ウィンドウズを最新版(プログラムの不備を直す)にするとともに、アウトルックエキスプレスやインターネットエクスプローラを最新のバージョンにアップグレードします
セキュリティホール(ソフトの設計ミスによるセキュリティ上の弱点のことで、「セキュリティの脆弱性」と呼ばれている)悪用方のウイルスならこれで対応可能です

アップデートの自動更新
新しいプログラムが発表されると、画面右下にバルーン(ふきだし)が表示され、そのアイコンをクリックすると自動更新画面が表示されるので「インストール」をクリックすれば完了

 

U セキュリティソフトの導入                 

セキュリティソフトの基本機能は、パソコンに常駐し、ウイルスの進入を阻止し、不正侵入(不正アクセス)を検知しブロックしてくれます

代表的なセキュリティソフト

ウイルスバスター(トレンドマイクロ社)

パソコン初心者にもわかりやすい画面と簡単な操作で人気 6,000円前後

ノートンインターネットセキュリティ(シマンテック社)

詳細な設定が可能で自分仕様に自由に設定したい人向け 8,000円前後

マカフィーインターネットセキュリティスイート(McAfee)

少ないメモリやハードディスク容量でも使用できるのが特徴 4つのソフトからなっている 5,000円前後


定義ファイルの更新
(セキュリティソフトを常に最新の状態に)

定義ファイルとはいわば指名手配書 これがないとどんなセキュリティソフトでもウイルスかどうか判断出来ない だからウイルス定義ファイルの更新は自動アップデイトで行う

 

V メール対策                         

A 受信と同時に開くプレビュー表示はオフにする

受信トレイ画面を開く → 「表示」メニュー → 「レイアウト」 → 「プレビューウインドウを表示する」のチェックをはずす → OK


B 添付ファイルには気をつけ、むやみに開けない添付ファイル付の英文メールは削除する 

添付ファイルを開けないように設定するには

受信トレイ画面を開く →「ツール」メニュー →「オプション」 →「セキュリティ」タブ → 「ウイルスの可能性のあるファイルを保存したり開いたりしない」にチェックを入れる → OK


C プロバイダのウイルスチェックサービスに加入する

常に定義ファイルが最新の状態でチェックされている 月額200円位

 

Wインターネット対策                     

A ファイルをむやみにダウンロードしない
Vector」「窓の杜」など信頼できるサイトからのダウンロードにこだわる
B  IEのセキュリティレベルを強化する
インターネット画面を開く → 「ツール」 → 「インターネットオプション」 → 「セキュリティ」タブ →「インターネット」アイコンを選択 →  既定のレベル   → 左下のつまみを上へドラッグ → レベルが「高」になる → OK
C  ウインドウズXPのファイアウォール機能を使う
XPのファイアウォールは初期設定では無効になっているので必要に応じ有効にする
「スタート」 →「コントロールパネル」 →「ネットワークとインターネット接続」 →「ネットワーク接続」 →通常使用している接続のアイコンを右クリック →「プロパティ」 →「詳細設定」タブ →「インターネットからこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、コンピュータネットワークを保護する」にチェックを入れる  → OK

 

 ウイルスに感染した場合の対処 

 

手順1 LANやモデムのケーブルを抜く

通信用のケーブルを抜くことで、ネットから切り離し二次感染を防ぐ

手順2 「システムの復元」機能を無効にする

スタートメニュー → 「すべてのプログラム」 →「アクセサリ」 →「システムツール」 →「システムの復元」 →「システムの復元の設定」 →「システムの復元」タブ → 「システムの復元を無効にする」にチェックを入れる → OK

手順3 セキュリティソフトでウイルスをチェック

《未導入の場合》ソフトを購入してインストール

《導入済の場合》すべてのファイルをチェックするよう設定し、チェックスタート

手順4 ファイアウォール機能をオンにする

新種のウイルスである可能性のある場合、セキュリティソフトのウイルス定義ファイルを最新版にしなくてはならないので、ネットにつなぐ準備をする

手順5 セキュリティソフトをアップデイト

可能ならば他のパソコンで最新の定義ファイルをダウンロードするのが望ましいが、やむ得ない場合はネットの接続時間を最短にすることを心がける

手順6 再度、セキュリティソフトでウイルスをチェック

 

【ワーム】 ウィルスとは異なりファイルには感染せず単体で動作することが出来る 自分自身の力でメールを発信することが出来る 最近のウィルスは殆どがこのタイプ ワームとは「虫」のこと
【トロイの木馬】 表面上は無害なソフトを装い、その裏でデータを破壊したり情報を盗んだりする不正プログラム 木馬に兵士を潜ませて送り込み、トロイを陥落させたというギリシャ神話にちなんだ命名





サムネイル画像を印刷する】

 

画像ファイルを開く → 画面左側にある「画像タスク」メニューの「選択した画像を印刷す

る」 → 「写真のウイザード」がスタートするので「次へ」 → フォルダ内で印刷したい写

真にチェックを入れて「次へ」→ 使用プリンタを選択 → 必要なら「印刷の基本設定」か

ら詳細を確認し「次へ」 → 「利用可能なレイアウト」でレイアウトパターンがいくつか表示さ

れるので「コンタクトシート(1ページに35プリント印刷されます)」を選択しプレビューを見て

「次へ」 → 「写真の印刷ウイザードの完了」画面で「完了」
(その他、いろいろのアルバム形式の写真が印刷可能です) 







【留守中用の自動返信メールを設定する】

 

長期留守中用に留守文メールを作成し自動発信する設定
「ルール」の設定
Outlook Expressの「メールの作成」 → 「本文」を入力します(例 このメールは自動的に返信しております 緊急の場合は ooooooo までお願いします) → 「ファイル」 → 「名前を付けて保存」 → 保存先を選択 → ファイル名に「自動返信文」等入力 → 「保存」 → 「ファイル」 → 「閉じる」 → 「ツール」 → 「メッセージルール」 → 「メール」 → 新規のメールルールダイアログボックスが表示される → 1、□「すべてのメッセージに適用する」にチェックを入れる → 2、□「指定したメッセージで返信する」にチェックを入れる → 3、「指定したメッセージ」をクリック 先に作成した自動返信文ファイルをクリックし「開く」 → 4、「自動返信メール」と入力 → OK → ( 「新規のメールルール」は閉じます) → 「メッセージルール」ダイアログボックスの「OK」
この自動発信設定を解除(無効)にするには以下のとおり
「ルール」の無効
Outlook Express → 「ツール」 → 「メッセージルール」 → 「メール」 → 無効するルール名のチェックをはずす → 「OK」





IMEツールバーが消えた】

IME ツールバーはタスクトレイに収納することもできますが、タスクトレイからも消えてしまうことがあります。この場合、キーボードインジケータ(ペンのアイコン)をクリックし、[ツールバーを表示] にチェックがついているか確認して下さい。
キーボードインジケータも表示されていない場合は、次の手順で表示できます。
  1. [スタート]  → [設定]  → [コントロールパネル] から「キーボード」を起動。
  2. [言語] タブ → 「タスクバー上に状態を表示」にチェック →  「OK」

    Windows XPの場合

[スタート] → [コントロールパネル] → [日付、時刻、地域と言語のオプション] → [地域と言語のオプション] → [言語]タブを選択 → 「テキストサービスと入力言語」の[詳細] → [設定]タブ → 「基本設定」の[言語バー] → [言語バーをデスクトップ上に表示する]のチェックボックスをオン → [OK] → [OK] → [OK]






【セル範囲に「範囲名」を付けて式で参照する】

名前を付けたいセル範囲をドラッグして選択後、画面左上の「名前ボックス」に範囲名をキー入力すれば関数式の引数に範囲名を指定できる 例えば家計簿の月中支出を範囲選択して「支出合計」と名前を付ければ、SUM関数で合計する場合「=SUM(支出合計)」という式が成り立つ。
また、名前を付けた範囲は固定されるので「絶対参照」となり、いちいち「$」記号をつける手間がない 範囲名を削除するには、「挿入」メニュー → 「名前」 → 「定義」を選び設定画面を開き、ここで範囲名を選択して「削除」ボタンをクリックする。

WindowsXPの場合・・・・・・・・・数式に範囲名(ラベル名)を使う場合、「ツール」メニュー → 「オプション」 → 「計算方法」タブ → 「数式でラベルを使用する」にチェックを入れる。

 



SUBTOTARL オートフィルタ機能の合計算出】

オートフィルタ設定列の▼を選択してデータ抽出された分だけを合計したいときがある こんなケースではSUBTOTAL関数を使用する 
SUBTOTAL(9、A!:A10)
引数に「集計方法、範囲」を指定すると指定した集計方法で範囲内を計算してくれる関数で、シートに表示されているデータだけを計算する 集計方法を「9」にすると、表示中のデータ合計を算出できる また、オートフィルタを実行した状態で「オートSUM」ボタンをクリックするとSUBTOTAL関数の式が入力され表示中のデータだけを合計できるようになる。

 




関数の引数を確認する方法

 

キー入力時に関数の引数を確認したいことがよくあります
関数名を入力し、 Ctrl  +  Shift  +  A  キーを一緒に押すと、関数の後ろに引数が表示できます   例えば、 =RANK(数値、範囲、順序)






Word文書をそのままメール

 

Word文書のイメージそのまま電子メールで発信できます
「ファイル」メニュー → 送信 → メールの宛先 → (アドレス帳に登録されていない先は「宛先」にアドレスを入力) → 宛先 → 名前を選択 → 宛先 → OK → 「コピーを送信」
(この操作で、この文書はメールの「送信トレイ」に格納されます 送信手続きをとってください)





□□□Word 理解度自己診断 □□□

ワード中級程度までの操作項目を一覧しました 修得状況を自己診断してみてください。

 

□□□ツールバー確認(表示→ ツールバー)

□□□表示モード(表示→ 印刷レイアウト)

□□□質問入力ボックス「質問を入力してください」に入力

□□□ページ設定(ファイル→ ページ設定)

□□□ページ設定の変更(作業W→ 書式の詳細設定)

□□□改ページ(挿入→ 改ページ)

□□□文字入力(ナチュラルインプット、IMEスタンダード)

□□□文書の保存と上書き(「名前を付けて保存」「上書」)

□□□フォントダイアログボックス(書式→ フォント)

□□□カタカナ入力 F7 キー

□□□記号の入力(「きごう」と入力→ 変換)

□□□顔文字入力(IMEツール→プロパティ→辞書/学習→システム辞書→顔文字)

□□□郵便番号で住所入力(IMEツール→プロパティ→辞書/学習→システム辞書→顔文字)

□□□人名/地名入力(IME「般」→人名/地名)

□□□選択方法(行、一部、飛島、段落、等)

□□□コピー、貼り付け

□□□文頭へCtrlHome文末へCtrlEnd

□□□クリップボード(作業W→ クリップボード)

□□□文節の移動

□□□オートコレクト(ツール→ オートコレクトのオプション)

□□□単語登録(IMEバー→ 単語/用例登録)

□□□手書きの図や文字の入力(スケッチパッド)

□□□文字の入力位置(クリックアンドタイプ)Wクリック

□□□文字装飾(書式設定ツールバー)

□□□透かし文字(書式→ 背景→ 透かし)

□□□割注の挿入(書式→拡張書式→割注→対象文字列→括弧で囲むにチェックを入れる)

□□□文字サイズ(自動 Ctrl +  ] 

□□□均等割付(書式→ 文字の均等割付)

□□□蛍光ぺン(拡張書式設定→ 蛍光ペン)

□□□網掛け(罫線→ 線種とページ罫線と網掛けの設定)

□□□漢字にルビ(拡張書式設定→ ルビ)

□□□縦書きでの「縦中横」(書式→ 拡張書式→ 縦中横)

□□□箇条書き(書式→ 箇条書きと段落番号)

□□□段落(行間設定、書式→ 段落)

□□□インデント(ルーラー)

□□□段組(書式→ 段組)

□□□ドロップキャップ(書式→ ドロップキャップ)

□□□テキストボックス(横、縦書き)

□□□描画キャンパス

□□□タブとリーダー(書式→ タブとリーダー)

□□□はがき作成

□□□表の作成(罫線→挿入→表)

□□□列幅の変更

□□□行高の変更

□□□行・列の追加

□□□行・列の削除

□□□罫線の種類変更(罫線ツールバー→ 線の変更)

□□□セルの文字配置(罫線ツールバー)

□□□Excel表を貼り付ける

□□□表の「合計」(罫線→計算式)

□□□表のオートフォーマット(罫線→オートフォーマット)

□□□グラフの作成(挿入→図→グラフ)

□□□グラフの種類変更

□□□クリップアート(挿入→図→クリップアート)

□□□クリップアートの種類を増やす(オーガナイザ)

□□□写真を取り込む(挿入→図→ファイルから)

□□□写真のいろいろな変更

□□□ワードアート(挿入→図→ワードアート)

□□□オートシェイブ(図形描画ツールバー→ オートシェイブ)

□□□[図形描画]ツールバーの仕組み

□□□図形のグループ化

□□□テキストの折り返し(図ツールバー)

□□□グラデーション(塗りつぶしの色→ 塗りつぶし効果→グラデーション)

□□□ページ罫線(罫線→線種とページ罫線と網掛けの設定)

□□□テンプレート

□□□マクロの設定(ツール→マクロ→新しいマクロの記録)

□□□ワード文書をメール(ファイル→送信→メールの宛先)

□□□差込印刷機能

□□□フォームフィールド(オンラインアート)