☆英国一人ホームステイ ☆カナダで知人に会う話
☆Rommyさんの楽しい旅行記   ☆To Home Page
   
 ☆ 1. 英国一人ホームステイの話 ☆

◆一人旅ホームステイ ◆英国家庭料理 ◆お出かけ

一人旅ホームステイ

 ほんとは、夫とプラハとか中欧の方へ行きたいなと思ったのですが、夫が体調の加減で行きたがらなかったので、じゃぁ一人でどこかへ行きたいと、夫の許可をもらいました。一人旅というからには、一人でしか出来ないことがしたい。そうだ!ホームステイだ!と思いました。

 貞淑な妻ですので、今までダンナを置いて一人勝手なことをするなんて全くなかったのに、突如こういうことをして、なんか悪いなぁという気もしましたが、夫は私が持っていく鞄すべてに、「目印」になるようにと猫の絵を描いてくれました(^^)。その目立ったこと!

 誰も知った人のないイギリスへひとりで。添乗員はいないからポーターサービスもあるわけでなし、一人で荷物を持って、空港のトイレに入る時は大変だとか、空港手続きや、アナウンスが聞き取れなかったり、手落ちがあったらどうしようか、夜のヒースロー空港で、親切なタクシーを掴まえることが出来るか?ステイ先の家庭はどんな人の家か?不安はいっぱいありました。

 でも行ってしまえば、初体験ってやっぱり楽しいです。ホームステイなんて学生のするものでしょうと呆れられながらも、関空へ見送りに来てくれた夫と別れて一人British Airwayで英国へと旅立ちました。 ドキドキしながらヒースロー空港の入国審査を通過して出ると、ホストファミリーのダンナさんが「Ms.Ueno」のカードを掲げて迎えてくれていました。

 空港から車で2時間、滞在先のBirchingtonはロンドンの南東部のケント州にあり、The Garden of England と呼ばれる美しいところです。私の部屋はこじんまりとした中に家具はすべて整い、滞在中はわが巣のごとく落ちついた気分で過ごせました。

 奥さんは中学の音楽の先生、ダンナさんは大学を辞め、自宅でホームステイの学生に英語を教えるとのこと。私は「生活してみたくて来たので、英語の授業はいりません」と断りました。ご夫婦はとても親切で面倒見がよく、なかなか私を一人にしてくれませんでした。奥さんは学校がありますが、ダンナさんが毎日ドライブに連れてくれます。カンタベリー、ドーバー城、ミニスター・アベイ等々。

 ある日私は一人で出かけてみたいと申し出、ブロードステアという所にあるディッケンズ記念館を探しに行きました。向こうのバスは日本のように「次はどこそこ〜」と言ってくれないのはもちろん、バス停に停留所名の表示もありません。だから乗る時に「Queen's Road Broadstairs に着いたら知らせて」と運転手さんに頼みましたのに、ある停留所で「ここで降りて、一つ戻れ」と言われました。知らせ忘れられたのです。分からない道をテクテク歩いて戻りました。

 一番懐かしく思い出すのは、連れてもらったドライブよりも、一人で近くのベイを散歩してご老人と挨拶を交わしたり、商店街や郵便局へ行って何でもない人々と接したことのように思います。一人で旅行に出たのは、本当のことを言いますと、少し心に傷があって家出をしてみたかったのです・・。

◆上へ 

 英国・家庭料理

 7月に英国南東部のケント州バーチントンの家庭にホームステイした時の食事のメニューです。

 朝食は8時半。いつもシリアルにミルクをかけて食べます。日本で言うケロッグのコーンフレークみたいのですが、種類は色々あり、私は日本で食べたことがなかったのですが、結構おいしかった。でもなんとなく物足りない気はした(^^;)。

 日曜日だけはちょっと豪華(?)に、ベーコンエッグとパン。 デザートに、グレープフルーツ半分、紅茶。

 昼食は、奥さんが学校の昼休みに飛んで帰って作ってくれます。と言っても、昼食はスープだけです(^^;)。袋に入ったスープをお鍋で温めてくれるのです。デザートはジュースに紅茶。

 朝食・昼食は毎日このパターンです。でもほしければパンも食べられます。薄く切った褐色の食パンを、トースト、またはそのままで、ジャムをつけて食べます。

 夕食はワンディッシュです。日本のように主菜があって、おつゆがあって、お浸しがあって、お漬け物があって・・ということはなく、お皿一つきり!です。私にとっては主食がない(ご飯はもちろんですがパンもない)というのが変な感じでした。おかずだけ食べるのって・・。

7月 6日(土)ローストチキン(骨付き)2本・生野菜サラダの一皿。
ダンナさんと私はビール、奥さんはレモネード。
7月 7日(日)ローストポーク・カリフラワー(バターソース)・三度豆・
丸揚げポテトの一皿。白ワイン。
デザートは苺&アイスクリーム。
7月 8日(月)ハムステーキ?・ライス料理?(長い外米を炊いて、笊で
水切り!し、豆・マッシュルーム・ピーマンの入ったトマ
トケチャップがベースのものがかかっている)の一皿。
デザートは桃とアイスクリーム。
7月 9日(火)ターキーのシュニツェル?・ポテトクロケット。イギリス
ビール。
デザートはブルーベリーとアイスクリーム。
7月10日(水)チキン・ポテト・カリフラワー・三度豆の一皿。ワイン。
デザートはフルーツのヨーグルトかけ・アイスクリーム。
7月11日(木)サーモンマヨネーズ・ポテト・サラダ。ビール。
7月12日(金)ダンナさんのバースデイ(^^)/。
ビフテキ・ベジタブルソース・フライドポテト・リング揚
げ?の一皿。赤ワイン。
デザートは、チョコレートケーキに蝋燭を立てて、HAPPY
BIRTHDAY を歌って。

以上が一週間の夕食の献立です。一応、7日とも献立は変化してました。
わが家のように、気に入ったら毎日同じもの、というようなことはありません(^^;)。でも毎週このメニューなのかも知れないけど(^^;)。

◆上へ戻る ◆2. カナダで知人に会う話 

  To Home Page