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インフルエンザ / 医療法人 内田会 内田クリニック / 内科 呼吸器科 アレルギー科 / 大阪 寝屋川 萱島 / 呼吸器内科

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インフルエンザInfluenza

インフルエンザ

インフルエンザの症状
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こり、典型的には突然の寒気、38度以上の高熱、体の節々の痛みが起こり、それと同時にあるいはそれに引き続いて風邪のような症状(のどの痛み、せき、たん、鼻水など)が出現します。インフルエンザは通常の風邪と比べて典型的に発病は急激で、また、全身倦怠感も強く、重病感があります。しかし、インフルエンザ迅速検査などから軽い風邪のような症状や無症状(不顕性感染)もあることが分かってきました。

インフルエンザの診断
診断は上記の症状を呈する症例に対し、迅速インフルエンザ検査を行うことにより、15分以内に診断することができます。しかし、約5%位は偽陰性になることがあり、そのときは、流行期(一般的に12月から3月)かどうか、インフルエンザ感染者との接触の有無などを参考にします。

インフルエンザの治療
治療は直接インフルエンザウイルスに効く薬としてタミフル、リレンザ、シンメトレル、イナビル、ラピアクタがあります。
(タミフルは異常行動を引き起こす危険性が疑われるとのことで、親が行動制止できないかもしれない10歳代で原則使用禁止となりました。他の年代でも、タミフルの使用するしないにかかわらず、インフルエンザ発症後2日は異常行動のでる可能性があるので家族による様子観察が必要とされています。)他、症状に合わせて薬を処方することもあります。発熱に対しては、アセトアミノフェン(カロナール、アンヒバ等)を使用します。一般的な消炎鎮痛剤(ボルタレン、ロキソニン、インダシン、ポンタール等)はReye症候群(肝臓のミトコンドリア変性を伴う非炎症性脳症)併発が危惧されるため使用しません。また、他人への感染予防のため、解熱後2日までは学校あるいは職場を休んだ方がいいでしょう。(学校保健法では、「解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。平成24年度からは「発症後5日間」も追加となります。

インフルエンザの予防
予防は、流行前にはインフルエンザワクチン接種をすることでインフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。流行期の予防は手洗いうがいが基本です。また、人ごみをさけ、人ごみに入るときは、マスクをする等が予防につながります。また、インフルエンザ発症患者と同居する高齢者や慢性疾患をもつハイリスク患者に対してタミフル予防投与1日1回75mg(7日間〜10日間)が認可されておりますが、これは保険適応はなく、自費になります。

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