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敷設も最初、廃止も最初。

1903年9月12日、花園橋=築港桟橋間で開業した大阪市営電気鉄道(大阪市電)は日本初の公営による電気鉄道でいわゆる市電であった。が、また政令指定都市で市電全廃をしたのも大阪市電が最初であった。

廃止して半世紀近く経った今、天王寺駅=なんば間に路面電車(LRT)を敷設する案が浮上しているがどうなるか・・・

66年間走り続けた大阪市民の足。 

最盛期には路線延長118km、車両数949両に。

市電廃止記念乗車券

1908年以降大量に作られた11号客車(30号)。出入り扉や運転台前の窓がない初期の車両。大正時代に廃車になったのを昭和30年に復元。

阪急東口電停

自動車に囲まれ、身動きがとれず・・・

昭和28年に復元された2階付き電車。大阪市電の名物電車で、魚釣り電車、納涼電車の愛称で人気があった。

阿倍野橋電停付近(昭和40年)

大正14製散水車。昭和初期まで未舗装が多く砂埃防止用の水まき電車。引くのは貨物電車。

30号車。左にトロリーバスも見える。市電と同様 市内交通麻痺の元凶と言われ1970年に廃止。

二階建車両5号車は自走できる。