石ふしぎ大発見展探訪
今年も京都の勧業館「みやこめっせ」で第15回石ふしぎ大発見展が開催された。毎年この時期に土曜、日曜をはさんで3日間開催される。展示されるものは鉱物、化石、宝石、宝飾品、銘石など。
今年は特別展示として京都大学総合博物館所蔵鉱物標本が初展示された。 一般の展示品は即売もされる。 私も展覧会初日の
10月11日早速訪れることにした。 当日は午前10時開場予定であるが、私が午前9時30分ごろ会場を訪れるとすでに行列が出来ていた。 その後も人が増えるので、予定を少し早めて午前9時45分頃主催者によるテープカットが行われ続いて入場した。
私が石の魅力に取り付かれたのが、今年4月大阪で行われた第9回石ふしぎ展(大阪ショー)からだから京都のこの会場を訪れるのは初めてである。 大阪ショーに比べると少し狭い感じもするが、結構広い会場に海外も含めて100以上の展示業者が出展している。
子供が買える2,300円の標本から数十万円はする巨大な標本、希少な鉱物、目にもあでやかな色とりどりの宝石など、見ているだけで眼の保養になる。 今日はデジカメで撮った会場内の一部を拙い写真で紹介しようとおもう。
なにしろ鉱物収集を始めてまだようやく半年になった程度の素人だから、記述に誤りが多々あるかとも思われるがご容赦いただきたい。
これは入門者用の標本を展示しているコーナー。 さざれ石や、標本の砕片などおもに価格が1000円未満とお手ごろ価格となっている。
「楽しい鉱物図鑑」でおなじみの堀先生のお店。 さすがに鉱物標本がたくさん展示されている。 私も「緑鉛鉱」「ハックマン石」など求めた。 この写真では良くわからないが画面中央に「楽しい鉱物図鑑」も展示されている。
色とりどりの宝石とか貴石で作ったクリスマスツリーに似た室内装飾品を展示している。周りには若い女性の姿が多い。
外国人による琥珀専門のアクセサリーのお店。 ネックレスやブレスレットが展示されている。 他にもジュエリーによるネックレス類を展示する業者は多数あった。 価格も市販価格より相当安い模様。 それを目当てに来場する若い女性客も少なくない。
化石を展示する業者も結構多い。 お客は若い人より年配者が目立つ。 それとほとんどが男性客。
鉱物の大きな標本とか、それを研磨して室内の装飾品用に加工して展示する業者もあった。 大きな標本は結構見栄えがするものがある。
以上で私の石ふしぎ発見展探訪は終わりです。 私が本当にしたかったのは、この会場でしか見られない貴重な鉱物標本を個別に撮影記録するということでした。 しかし一面識も無い私が無遠慮に貴重な標本を撮影する、と言うことははばかられあきらめました。
石ふしぎ展をあとにして帰路に着くと、河原町通りで写真の行進に出くわした。 楽器を演奏しながら行進する外国人ばかりの集団で、その服装も普段あまり眼にすることも無いもので強く印象に残った。 帰宅してインターネットで検索すると「トルコ共和国参謀本部所属オスマン軍楽隊」によるパレードだったことがわかった。