鉱物標本ページの増設

今年4月大阪で開かれた「第9回石不思議発見展」を見て以来鉱物の魅力に取り付かれ、インターネットで他の人の収集品を見るだけでは満足できずとうとう自分で収集する羽目になった。 収集するといっても自分で直接産地におもむきハンマーを振るって採集する人もあれば、展覧会とか即売会あるいは鉱物標本店を回って自分のほしい鉱物を集める人もいる。 私も出来れば産地で直接採取したかったのだが、ずぶの素人で何の経験も無い私が現地ですぐ目的の鉱物を採集できるとはとても思えない。 第一どこへ行けばどんな鉱物が採集できるのか、そのような情報を全く持っていない。 たとえ運良く現地に行けたとしてもどこを探せば鉱物があるのか全く見当も付かない。 このようなことは長年の経験とカンが無ければとても無理だと思われる。 また産地はほとんどが人里はなれた山奥で還暦を過ぎた私の体力ではとてもおぼつかない。 交通手段にしても車の乗れない私には列車、バス後は徒歩しかない。 これでは目的地にたどり着けるかどうかも不安である。 このようなことから判断して私は後者を選んだ。 あとは鉱物に関する知識の吸収である。 これまで鉱物に縁の無かった私は岩石を見ればみな同じように見える。 ただ色でだけ判断していた。 そのため書店で原色の鉱物写真図鑑を求め鉱物の色や形、硬度、比重,化学的組成,結晶の形などの知識を得た。 またインターネットのホームページでいろいろな人の収集品を数多く閲覧した。 しかし写真と現物を比べてみると相当違う場合が多い。 最後は現物を数多くあたることが一番勉強になる。 

私の収集品は色彩の綺麗なもの、結晶の形に魅力のあるものなど万人向きの標本を集めている。 あまりに専門的なもの、マニアックなものは対象にしていない。 またデジカメ撮影もぜんぜん初心者である。 したがって見ていただいても満足のいく標本は少ないだろう。 ご容赦いただきたい。 今後も標本を収集しだい順次掲載していく予定である。


バックナンバーに戻る


トップページに戻る