Windows XPへのアップグレード

昨年12月19日それまで使っていたOS Windows Me のハングアップ(強制終了)の多さに堪えかねて、比較的システムが安定しているという、業務用のOS Windows 2000系の新OS Windows XPにアップグレードを試みた。 ハングアップする原因はOSの問題だけでなく、使用しているパソコンの機種や使用している人の技量、インストールしているアプリケーションの種類、数量、接続している周辺機器の安定性等いろいろの要素が考えられるし、また たまたま使用しているパソコン固有の問題(製品の当たり外れ)であるかもしれない。私もパソコンを使い始めてまだ2年少々、決して技量が優れているとはいいがたい。 いやむしろ素人である。

平成11年10月初めてパソコンを購入した。  それまで私は職場にパソコンはあるものの触れたことがなかった。 周囲でしばしばパソコンが動かなくなったとか、、調子が悪いとか、いうのを聞いていると、パソコンというものはすぐ故障するもので素人が触るものではないと一人合点して、触るチャンスがあっても決して触らなかった。  そのうちに職場でどうしてもパソコンを使わなくてはならなくなり、いままで逃げ回っていた私も、とうとう年貢の納め時になってしまった。  これまでキーボードに触ったこともないまったく初心者の私は、同僚に操作方法を何回聞いても理解できず、これでは人に迷惑をかけると思って自分専用のパソコンを購入した。  同じ事を何回も聞くのは恥ずかしいので、パソコンの勉強はもっぱら本に頼った。 文字通りパソコンのパの字から勉強しなければならなかった。 このため最初に購入したパソコンは、今から考えると随分無茶苦茶な使い方をしたものだが、強制終了は数え切れないほど経験したもののいまだに現役で動いている。 このことで感じたことはパソコンは案外壊れないものだということである。 この間仕事用の「エクセル」「ワード」の勉強のほか、デジカメを購入して写真をパソコンに取り込んだり、新聞の切抜きをスキャナーを使ってパソコンに取り込んだり、インターネットの常時接続のため、ISDNのターミナルアダプターを取り付けたりと、一応人並みのことは曲がりなりにもこなしてきたつもりである。

ISDNの接続のスピードに満足できなかった私は、昨年6月ブロードバンド対応のパソコンに買い換えた。  今まで使っていたパソコンは私の乱暴な使い方にもかかわらづ、目立った故障もなく(それまで修理に出したことは一度もない)よく働いてくれた。  ブロードバンドに対応できる環境であれば別に買い換える必要はなかった。 このパソコンは今でも娘のところで元気で働いている。  パソコンを買い換えると、今まで使っていたパソコンのデーターを新しいパソコンに移し変えたり、使っていたアプリケーションソフトを新しいパソコンに再インストールしたり、インターネットの接続をやり直したり、ホームページの設定を移動したりと、その労力は大変である。  この件については以前他のホームページで掲載したことがある。   新しく買い換えたパソコンはCPUが850MHz、メモリー128メガバイト、ハードディスクの容量30ギガバイトと、前のパソコンに比べて能力は倍以上強化されている。  OSもその当時最新のWindows Meが搭載されている。  それにもかかわらづこのパソコンは最初からあまり調子がよくなかった。  最初のパソコンのときは何もわからないのでめちゃくちゃな操作をしたが、今回はだいぶ慣れてきたのでそう無茶な操作はしていないつもりである。  それなのにたびたびハングアップする。  原因が何かよくわからない。 メモリーが不足しているのではないかと思いメモリーも増設してみたが、それでも初心者には了解できないメッセージとともにエラーが表示される。  それで私としては原因はよくわからないが、システムリソースが関係しているのではないかと推測した。  そうだとするとこれはOSを業務用のWindows 2000系にかえるしか方法がないと考えた。  そういうわけで新しく発売された業務用のOS Windows XP のホームエディションのアップグレードに踏み切った。  Windows XPを導入するについては二つの方法がある。  ハードディスクをフォーマットして新規にWindows XPをインストールするか、今まで使用していたWindows Meの上にWindows XPを上書きするか(アップグレード)である。  私としては今までの環境が引き継げるアップグレードのほうを選んだ。 しかしインストールが無事成功する確率は、新規にインストールするほうが数段高い。  アップグレードを成功させるためには事前にそれなりの準備が要る。  まずアッグレードの障害になると思われるアプリケーションソフト、ドライバーのアンインストールおよび削除、その他フレッツADSL接続ツールはXPでは使えないし、インストールの邪魔をするのでこれも削除する。  何がインストールの障害になるかは
インターネットのホームページとかパソコン雑誌等でなるべく情報収集するべきである。  これをしないとインストールに失敗してあとで後悔することになる。  幸い私は四苦八苦しながらもアップグレードには成功した。   しかしこれで万事めでたしめでたしではない。
Windows Meのときは使えたCD-RWの書き込みソフト、ウイルスチェックソフトが使えない。(Windows XP対応版に買い替え必要) プリンター、スキャナーもドライバーを交換しないと使えない。 それと何より困ったのはインターネットの接続、事前にNTTのインターネットホームページで、接続の仕方が解説された綿密な情報を入手し、万全を期していたのにそのとおりにはできなかった。  結局最後はNTT
のカスタマサービスに一時間半ほど電話して、教えを乞いやっと接続できた。
このホームページはIBMのホームページビルダーで作成しているが、Windows XPにアッグレードの際設定が変わってしまい、どう処理すればわがホームページが復活できるか思案しあぐねているうちに、とうとう正月を迎えてしまった。  昨日書店でホームページ作成に関する本を見つけて、ようやくヒントをつかみ何とか復活できそうである。

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