八千穂高原の白樺林
 

    

上高地帝国ホテルの裏手当たり大正4年の焼岳大噴火によって
梓川がせき止められて出来た大正池はこの少し下流になります。


昭和35年10月新婚旅行できたときには、大正池の水も多く、
立ち枯れの木々がロマンチックな風情をかもし出し、
幻想的な情景を作っていたものでした。

今では立ち枯れの木々も朽ちたのかあまり見なくなり、
幻想的とまではいえ無いけれど、その景色はやはり素敵です。 

 

 

白樺や・ダケカンバの林の中、そこここに麒麟草・くがい草まで

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

台風前の上高地は雨模様。

大正池前でバスを降り雨の中、

梓川に沿って歩こうと思ったけど、

5年前にきたときより水かさが増し、

水はうねり歩いていけない。

またその時あったしゅんせつ用の機器はなく

自然だけの大きな風景。

この自然に身をおくと頭のなかも

胸の中もからっぽになり、

静けさのなかに身をゆだねる。

美しくなった歩道を伝い

なかでも一番好きな田代池へと向かう。

田代池