帰   途    

 

 

 

 

 

道に寝そべる聖なる牛

動く車中から

いろんな場面でサリーを多く見た。色は美しく自然の中で映えた。

でも畑の中のサリーは、きっとすそがぼろぼろ?。

貧しげなインドの団体の観光客たちのサリーのすそは、決まってすそがほつれていた。

裕福そうな観光客のサリーは、シルクで美しく、優雅だった。

おでこの石飾りもガイドさんに聞くと、おしゃれの為のもので宗教には関係ないという。

大きな大理石の加工工房で作業する人の手元を覗いていたら、

突然私のおでこに石を張り、チップを要求された。おでこに張られた飾りの石は、外れて消えた。

自転車で移動しながらの
物売りの人びと

 

さようなら。

帰りのバスの中から手を振ると、

ニコニコ手を振ってくれた通りすがりのインドの人。

いろいろ感慨深い旅行だったけど、

最後にこんないい笑顔に出会えたこと、感謝します有難う。

             By Yoshino  平成11年9月

 

 

  「BGM Music By Gallery Oto」