のぼたん

 

 

背丈ほどになっいた野ボタンを挿し木しておいた。

大きくどんどん花を咲かせた親は、挿し木した翌年枯れ、

おかげさまで挿し木のほうは咲くようになった。

古代紫とでも言うのか気高いまでの美しい花だけど、

お昼からは散ってしまう儚い花でもある。