一言言わしてよ
身近な事、人に聞いた事、テレビ・ラジオで聞いたなど、元気の出るお話を投稿して下さい | ||||
今回のオリンピックは日本選手の活躍も目覚ましく手に汗を握る熱戦が多くありました。 また、それにも負けないぐらいの名言も沢山ありました。 その中で私が一番印象に残ったのは、吉田沙保里選手が決勝に負けて銀メダルになった時、 大泣きして「取り返しのつかない事をしてしまった」とか「お父さんに叱られる」など国民の涙を誘っている時 吉田選手のお母さんが「家には金メダルばかりで銀メダルが無かったので調度いいです」と言うような話をされた 娘は銀メダルだったが、吉田選手のお母さんは金メダルや。
先日、NHKの百歳万歳を見ていたら素敵なお爺さんがでていた。 彼は昔から写真の趣味をされていて相当な腕前、それに定年後に俳句も習いだし忙しい毎日を過ごしている。 「百歳百歳と騒いで貰っているが、私は今人生の折り返し地点にいる気持ちでこれから何があるか楽しみだ。」 と言っておられた、素敵な言葉じゃないでしょうか。 私の周りには六十歳代や七十歳そこそこで「歳や歳や」と言っている人が多くいる。 その人達に見て貰いたいと思った。 何年か前、末の息子と千早赤阪村から金剛山に登った時、頂上までの真ん中辺りに石で作ったウルトラマンと バルタン星人があった。その横に「山登りも人生も後半分」と書いてある石碑があって中々ユーモアーと 含蓄のある言葉だな~!と思ったが直ぐ忘れてしまっていた。百歳の人の言葉を聞いて思い出した。 流石、百歳の人が言うと重みがあるわと納得した。 私ももっと歳を取ってから、こういう言葉を言えたらいいなあと、感動しながらそう思った。
4月17日、朝日テレビ放送の「徹子の部屋」で、生キャラメルで話題になっている田中義剛が出ていた。 田中さんは青森の八戸(はちのへ)で生まれた。 16歳の時、彼の一番仲の良かった同級生の親友が、親のあとを継いで漁師になった。 初めての遠洋漁業に出るというので港まで行き、湾の中を一回りして外洋に出て行くのを見送った。 しかし友の乗った船は沈んだ。 初めての船出で帰らなくなった友に、北海道の在る岬まで花束を持って半ば家出同然で供養に行った。 その帰り道にぶらっと立ち寄った牧場で二週間お世話になった。 事情を話したら、親に電話を入れたらいつまで居ても良いといわれ、そのままその牧場で働いたそうだ。 馬の出産に夜通し立ち会った際、子馬が生まれ朝日が厩舎に差し込んで来た時の感動。 友が命がけの仕事で死に、僕もなにか命がけの仕事がしたいと考えていた矢先だったので、「この仕事だ」と 田中さんは思ったそうだ。 それから芸能界で活躍された後、30歳半ばの時、所属事務所の社長さんから1億円を借りて十勝で 牛一頭から牧場を始めた。亡くなった友と一緒にするつもりで…。 その時の事を19年前の哲子の部屋で言っているのが映された。 一時、4億円まで借金が膨らんだが、チーズなどの加工で乗り越えた。 四年ほど前に国の指導で、生産調整で牛乳を処分したり、牛の数まで減らす事などが行われた。 その捨てる牛乳を生かそうと、岡山の在る牧場に行き、チーズを紐で結んで吊るし加工する パルチョーネ(だったかな?)を見学に行き、見よう見真似で自社で作った。 その事が工場をより大きくし、生キャラメルで爆発的なヒットを生むきっかけとなる。 今では年収120億円だそうだ。 また、今北海道の夕張市で夕張メロンを使った生キャラメル工場建設しと250人(新規に90人)の雇用を おこなっているという。 他の、行政が破綻した地域にも計画しているらしい。 この良い話を多くの人に知ってもらい、また何かを感じ取ってもらえたら良いなと思い投稿しました。
私はお店をしており、年賀状を毎年お客様に出している。 新年、初めての日曜日にご来店されたお客様が、今年は年賀状が届いていないとおっしゃる。 一人暮らしで、毎年当店の年賀状しか届いていないらしく、郵便局のオートバイの音がすると三階の ご自分の住まいから下の郵便受けまで見に行かれていたそうだ。 この方は純粋な心を持った方で、傷つきやすい。 「出しましたけど」と言うと「来てない」と不機嫌そうな顔をされた。 「そしたら郵便局に電話して見ましょうか?」と言うと「そうして」と言われたので、お客様の目の前で電話をする。 「年賀状が届いていないと言われるお客様がおられるんですが調べて貰えないですか」と、詳しく説明をすると 責任者らしき人に代わってくれて「分かりました、調べてみます。」と言う。 次の日の朝に郵便局から電話があり、「マンションの同じ階に同姓の方がいてそこに間違って配達して おりました。電話して頂いて直ぐに調べ、その晩に間違った所へ行き年賀状を貰い、本人に届けました。 申し訳ありません」と言う。なんと、対応が早く親切。 人と人の善意のつながりか、仕事に真面目に取り組む姿勢なのか、それとも民営化になったからなのか? でも、ちょっといいお話ではないでしょうか。 |
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