平成19年7月8日 山本毅也
今日は梅雨の谷間のうす曇りとなり、イヌワシの写真を是非撮りたいと意気込んで探鳥会に参加した。11時30分目的地のお猿岩到着時、大きなワシタカが霊仙山頂で旋回しており、スワッ、イヌワシ出現!と皆心がはやったがどうもトビらしいということになりがっかり・・・・その後もついに念願のイヌワシは現れず、やむなくイヌワシの代わりにトビの飛翔を追いかけることになった。
尚、今回は被写体との距離を測定するため、100-400mm望遠レンズは最後まで400mmに固定して撮影した。
P1(11:41:14) 最初のトビの撮影被写体までの距離概算240m |
P2(11:41:19) 本日最も接近した瞬間 距離120m |
P3(11:42:15) トビが1羽旋回中に極短時間遠方に出現の オオタカ? 距離200m |
P4(11:59:36) 稜線直下のトビその1 距離300m |
P5(12:07:26) 稜線上のトビその2 距離480m |
P6(12:18:27) 誰かが南遠方の樹上に鳥を見つけた(写真左)距離700m。その時点では判らなかったがパソコンで 100倍UPすると鮮やかな蒼色(黄色)が表れアオバトと判明(写真右)。 |
P7(12:22:41) 今度は霊仙山山頂上空はるか遠く、獲物を抱えて飛行中のワシタカを発見(写真左)距離450m 100倍UPするとおそらくコシアカツバメを捕えた ハイタカ♂であろうとの事であった(写真右)。 |
P8(12:40:02) はるか南遠方の樹上に鳥発見(写真左)距離1300m(鳥長30cmと仮定) 100倍UPするも種不明 形状から杜鵑類ではない?(写真右) |
P9(12:45:02) 近くの潅木にウグイスが止まり盛んにさえずり始めた(写真左)。10倍UP 距離18m(写真中) さえずり中のウグイス(12:45:16)(写真右) |
P10(13:10:40) 帰路ホオジロの囀りに出会う(写真左) 同個体(写真右) |
使用機材 キャノンEOS20D EF100〜400mmレンズ 参考: 写真上での被写体までの距離の算出方法(キャノン資料) Zをカメラのセンサ内の鳥の身長(mm)とすると、 22.5:Z=(写真の幅の長さmm):(写真内の鳥長mm)の関係がある。 鳥の身長はL又はWどちらでもよい。数値22.5はEOS20Dの撮像素子の横幅の長さでカメラにより異なる。又写真はトリミングをしていない全景が映った写真を使用する。 (被写体が微小で測定不能の場合はトリミングした写真を使用し、後に倍率をルートしたもので割り戻す)。 鳥(被写体)までの距離Y(m)は次の通り Ym=(焦点距離mm )×(実物の鳥の身長m)÷(センサ内の鳥の身長Zmm) 以上。 |